第4章1.リーディングプロジェクトの選定

地区社会福祉
協議会への活動支援

• 地域共生社会の実現に向けた取り組みを進めるために、まず、住民に身近な圏域での体制づくりが必要となる中、住民主体の地域福祉活動の母体となる地区社会福祉協議会の役割がますます重要となります。
• 地区社会福祉協議会の活動へ住民が参画しやすいよう、活動に対する理解を深めるとともに、活動を支える事業費を安定確保し、活動のさらなる活発化を目指します。

コミュニティ
ソーシャルワーカー(CSW)の設置支援

• 社会的孤立の状況にある人や、制度の狭間にあって必要な支援を受けていない人を適切な支援に結びつける個別支援の強化が必要となります。
• 地区社会福祉協議会、民生委員・児童委員等、地域をつなぐネットワークを強化し、個別支援から見えてくる課題、住民が問題と感じていることについて、住民と一緒に考え解決に向けて動く体制整備に向けて中心的で専門的な福祉コーディネーターとなるコミュニティソーシャルワーカー(CSW)の設置支援が重要となります。

多機関の協働に
よる包括的相談支援体制の構築

• 複合的で解決困難な課題が増加する中、保健福祉関係の部署・相談支援機関のみならず、幅広い分野を巻き込んだ支援が必要となっています。
• 各部署、機関における連携を強化し、解決していく体制を推進するため、コーディネーター機能を充実することが重要となります。