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更新日:2025年4月1日

6 社会基盤格差の是正

(1) 現状と課題

中山間地域と都市部を結ぶ幹線道路は、幅員が広く整備されています。一方で、生活で利用する道路は、幅員が狭く、すれ違いが難しい箇所もあるため、生活道路の整備が求められています。

新東名高速道路などの開通により、県内外を問わず、大都市圏へのアクセス性が向上しました。また、三遠南信自動車道の整備により、災害時の円滑な救援活動や緊急支援物資輸送などの迅速化が図られます。また、産業・観光の活性化など、市街地との交流促進が期待されています。

通信面については、光回線の通信網整備が進み、地域内の通信環境が整備されてきましたが、依然として通信が弱い地域が存在します。

(2) 理想の姿

  • どのような時でも利用しやすいように生活道路が整備されている。
  • 道路ネットワーク機能が強化され、安全・安心な道路や物流システムが整備されている。三遠南信自動車道が全線開通されることにより、広域的な交流及び物流の円滑化が図られ、地域間の連携や都市部へのアクセス性が強化される。
  • 通信機器が不自由なく使え、デジタルの活用により、安全・安心で幸せに暮らし続けることができる。

(3) 主な取り組み

  • 道路ネットワーク機能の強化や通信技術の活用により、中山間地域の地理的に不利な条件を補い、安心して生活できる環境づくりを推進します。
  • 阿蔵山産業用地の開発に合わせ、交通結節点である浜松浜北ICまでのアクセス向上を図り、地域産業の活性化及び雇用を創出します。
  • 三遠南信自動車道の整備に合わせ、市が整備する国道152号の現道改良工事を推進するとともに、身近な生活道路を含めた道路や通信環境の整備をすることで、災害予防や応急対策へつなげます。
  • 光ファイバ未整備地域等の解消に向け、東海地域通信インフラ整備推進協議会において国や事業者と協議を続けるとともに、国に対しては事業者に対するさらなる支援などの制度拡充を、事業者に対しては未整備地域の早期解消について、要望し実現を目指します。また、地デジ難視聴地域の解消に向けては、国や事業者に地域の現状を伝え、協議を行います。
  • モビリティに関わる多様な主体の参画と官民の連携により持続可能なまちづくりや生活サービスの維持・質の向上に取り組む組織「浜松市モビリティサービス推進コンソーシアム※1」を通じて、地域課題に対応するとともに、コンソーシアム内にドローン※2利活用推進部会を設置し、ドローンの利活用にも注力します。また、三遠南信自動車道や新東名高速道路のネットワーク形成により地域の活性化につなげます。

 

用語解説

※1 浜松市モビリティサービス推進コンソーシアム:モビリティサービスの観点から浜松市の持続可能な発展を目指して、2020(令和2)年4月に設立された官民連携組織。

※2 ドローン:無人で遠隔操作や自動操縦によって飛行できる航空機の総称。

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お問い合わせ

浜松市役所市民部中山間地域振興課

〒431-3392 浜松市天竜区二俣町二俣481

電話番号:053-922-0200

ファクス番号:053-922-0049

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