更新日:2025年4月1日
5 地域の交通手段の確保
(1) 現状と課題
公共交通は、免許を持たない学生や高齢者などにとって、日常生活に欠かせない移動手段であり、中山間地域でも鉄道やバスなどが運行されていますが、利用者が少なくなり、便数や路線が減ったため、移動できる範囲や時間が限定的になっています。
市立幼稚園及び小中学校の統廃合により、通園及び通学が遠距離となる地域があります。
(2) 理想の姿
- 通学や通院、買い物など、必要なときに利用できる移動手段が身近にある。
- 市立幼稚園及び小中学校の統廃合により通園及び通学が遠距離となった地域において、通園・通学バスなどの支援体制が整っている。
(3) 主な取り組み
- 地域・交通事業者・行政で運営する「地域交通検討会」の中で、地域の実情を踏まえた運行について議論を行い、バスやNPOタクシー※1などの交通手段を組み合わせ、デジタル技術を活用することで、日常生活における移動サービスの強化を図ります。
- 市立幼稚園及び小中学校の統廃合により、通園及び通学が遠距離となった地域において、通園・通学バスなど適切な支援を提供します。
用語解説
※1 NPOタクシー:バスやタクシーなど公共交通が確保できない地域において、NPO法人が自家用車などで旅客を運送する運行形態。
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