緊急情報
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更新日:2025年4月1日
鳥獣による農作物被害の金額及び面積は、これまでの鳥獣の防護や捕獲などの対策により、減少傾向にあります。
一方で、近年はニホンジカの生息区域の拡大や、ツキノワグマの行動範囲の南下などにより、野生鳥獣が今まで見られなかった場所で目撃され、住民生活への影響とともに農作物被害も発生しています。農作物被害は、農業従事者の営農意欲を低下させ、出荷量の減少や耕作放棄地の増加につながるおそれがあります。
また、鳥獣の捕獲を担う猟友会では、会員の高齢化及び集落の人口減少などに伴い、担い手が不足しています。一部の畑や果樹園では、収穫物の残渣などが餌場となり、鳥獣を誘引しています。
用語解説
※1 ジビエ:シカ、イノシシ、キジ、ヤマウズラ、野ウサギなど、狩猟によって食材として捕獲される野生鳥獣やその肉。