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更新日:2025年4月1日

17 有害鳥獣対策の強化

(1) 現状と課題

鳥獣による農作物被害の金額及び面積は、これまでの鳥獣の防護や捕獲などの対策により、減少傾向にあります。

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一方で、近年はニホンジカの生息区域の拡大や、ツキノワグマの行動範囲の南下などにより、野生鳥獣が今まで見られなかった場所で目撃され、住民生活への影響とともに農作物被害も発生しています。農作物被害は、農業従事者の営農意欲を低下させ、出荷量の減少や耕作放棄地の増加につながるおそれがあります。

また、鳥獣の捕獲を担う猟友会では、会員の高齢化及び集落の人口減少などに伴い、担い手が不足しています。一部の畑や果樹園では、収穫物の残渣などが餌場となり、鳥獣を誘引しています。

(2) 理想の姿

  • 野生鳥獣の生息範囲及び生息頭数の適正化が図られている。
  • 良好な生産環境の確保により、安定的な農林業経営が行われている。
  • 捕獲された鳥獣が加工され、ジビエ※1として有効活用されている。

(3) 主な取り組み

  • 有害鳥獣の侵入防止対策や生息環境の管理、捕獲の強化などで農作物被害を抑制します。
  • 農家が野生鳥獣の特性を学び、自らの畑を守る知識取得や技術向上の機会を提供します。
  • 狩猟免許の取得を促進し、新たな捕獲者の増加を図ります。
  • ジビエ産業を中山間地域内の新たな産業とすることで、地域活性化や森林環境の保全を図ります。

 

用語解説

※1 ジビエ:シカ、イノシシ、キジ、ヤマウズラ、野ウサギなど、狩猟によって食材として捕獲される野生鳥獣やその肉。

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浜松市役所市民部中山間地域振興課

〒431-3392 浜松市天竜区二俣町二俣481

電話番号:053-922-0200

ファクス番号:053-922-0049

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