更新日:2025年4月1日
1 地域コミュニティ機能の維持・活性化
(1) 現状と課題
地域が一丸となり、集落行事や草刈りなどの共同作業を実施することで地域コミュニティを維持していますが、高齢化により地域活動が減少し、地域コミュニティの活力が低下しているのが現状です。
また、少子化、高齢化及び核家族化の進展により、中山間地域に居住している高齢者のうち、40.1%の方が高齢者のみで居住しており、かつ24.6%の方がひとり暮らしをしています。今後の少子化、高齢化の進行による地域コミュニティの弱体化が、危惧されています。
(2) 理想の姿
- 年齢や性別の違いを超え、多様な住民が互いに理解し合い、協力し合う一体感のある地域社会が形成されている。
- 地域住民が、主体的に地域課題の解決に向けて取り組んでいる。
- 異なる地域の住民や団体などが交流し、互いの文化や知識を共有することで、地域間の結び付きが強化されている。
- 住み慣れた地域で、安心して生活することができる。
(3) 主な取り組み
- 近隣集落同士や都市部との連携、NPO法人や企業などの参画を促し、地域コミュニティ機能の維持・活性化を進めます。
- 高齢者の生活に関わる住民組織や介護、福祉サービスを提供する事業者等と「生活支援体制づくり協議体」を定期的に開催します。協議体を通じて、生活支援に関するニーズやサービスについて情報を交換し、住民組織や事業者、行政が連携することで地域力の向上を図ります。
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