更新日:2026年1月23日
川名のひよんどり
川名のひよんどり、かわなのひよんどり(浜松市浜名区引佐町川名)
平成6年12月13日、国指定重要無形民俗文化財
ひよんどりは火踊りがなまったものと言われています。寺野のひよんどりと同じ「ひよんどり」と呼ばれていますが、舞や形式が異なります。山深い厳しい寒さの中、約600年伝えられてきました。薬師堂の棟札に「応永33年(1426年)に焼失した本尊・薬師如来が大檀那・井伊直貞の支援のもと再造立」と記載があります。
川名のひよんどりは1月4日毎年催されます。
川名のひよんどりの英語による紹介(別ウィンドウが開きます)
「川名ひよんどり六百年」を発刊しました
薬師堂の棟札に「応永33年(1426年)に焼失した本尊・薬師如来が大檀那・井伊直貞の支援のもと再造立」と記載があることから、2026年1月4日の川名のひよんどりは600年の節目の祭りとなりました。
川名のひよんどり保存会は、これまでの資料をまとめ、子ども達にもわかりやすい表現で川名のひよんどりを紹介する「川名ひよんどり六百年」を作成し、市内の小学校や図書館へ配布しました。

令和8年1月4日、開催しました
- 日程:令和8年1月4日日曜日、午後6時頃から
- 場所:福万寺薬師堂(浜松市浜名区引佐町川名)
お祭りの様子を抜粋して紹介します。
開催に際して、NPO法人わたぼうしグランドデザインが協力しました。
NPO法人わたぼうしグランドデザインとは
2016年市民団体設立。「私たちのまちから世界を変える」を理念に大学生が中心となって活動をしています。2022年3月法人格取得。
- 若者練り
しばらく歌うと「ヒドリ」役6人を中心に法被を着た「ネリ」が輪になって囲み、回転しながら押し合う。
- 川名川での禊(みそぎ)
お堂から川まで円陣の形で往復する。
- タイトボシ(大松明)とヒドリ
松明の堂入りを阻むかのようにヒドリが入り口に立ちふさがる。
タイトボシは、ヒドリの体をあぶるように∞状にオタイを振る。
タイトボシが堂内に入り、床にオタイを投げると、ヒドリたちが必死にもみ消す。

- ウタヨミ
- 禰宜の舞
- 順の舞(正)
五方に「順の舞」と「チントト」を舞う。
- おんばの舞
NPO法人わたぼうしグランドデザインメンバーが舞い手を務めた。

- 順の舞(大)
舞い手が変わるのみで、内容は「順の舞(正)」と同じ。
- はらみの舞
NPO法人わたぼうしグランドデザインメンバーが舞い手を務めた。

- 片剣の舞
- 片稲叢(かたいなむら)の舞
舞のラストに観客の中を走り抜け、手に持った香柴で観客をたたく。
- 両剣の舞
- 両稲叢(りょういなむら)の舞
- 獅子の舞

- 伽藍しずめ、田遊び
- オブッコ
赤ん坊を模した人形を背負って堂の隅に立つ。餅を見せ汁かけ飯を与える。
汁かけ飯は見学者にもふるまわれる。祭壇の煎餅(餅)も分配される。
資料
動画(しずおか無形民俗文化財ナビ)(別ウィンドウが開きます)
令和7年1月川名のひよんどりの様子
令和6年1月川名のひよんどりの様子