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更新日:2024年8月23日
犀ヶ崖古戦場
さいががけこせんじょう
(浜松市中央区鹿谷町・布橋一丁目)
昭和14年12月19日、県指定史跡
犀ヶ崖は、浜松城跡の西北約1キロメートルに位置する渓谷です。かつては深さ10メートルを越える浸食谷が長さ450メートルにわたって続いていましたが、現在は周囲の開発が進み、その一部が残っています。
伝承では、元亀3年(1572年)12月、徳川家康と武田信玄が三方ヶ原で戦った際、この犀ヶ崖辺りに夜営していた武田勢を徳川勢が急襲し、このときに武田方の軍が布製の橋の奇計により地理を誤り、多くの人馬が崖に落ちて死んだといわれています。
浜松市指定無形民俗文化財「遠州大念仏」は三方ヶ原合戦の戦死者を慰めるために始まったとされますが、毎年7月15日にはこの地で慰霊のために大念仏が披露されています。
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