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更新日:2015年6月17日

平成19年度に調査が終了した遺跡

調査が終了した遺跡(平成19年度)

 北神宮寺遺跡(調査期間:平成19年8月~11月末)

北西方向(渭伊神社方向)から眺めた北神宮寺遺跡のようす

 

北神宮寺遺跡は、神宮寺町にあり、渭伊神社がある丘陵から南東に広がる大規模な遺跡です。
発掘調査は、4年前から行われてきましたが、今回で5年目の最終調査となります。

前回の調査では、縄文時代から近現代にいたる人々の生活の痕跡が見つかりました。
特に、弥生時代後期(1800年前頃)の墓や、古墳時代初頭(1700年前頃)の集落跡の様子がよく分かりました。
また、縄文時代の石の鏃・石棒、古墳時代から中近世にいたる幅広い時代の土器・陶器等、数多くの遺物も発見されました。
今回の調査でも、引佐の歴史を考えるうえで貴重な発見がなされるものと期待しています。

「北神宮寺遺跡通信」バックナンバー

所在地:北区神宮寺町(引佐地域自治センターから徒歩5分)

 東原遺跡(第33次調査)(調査期間:平成19年8月~9月末)

東原遺跡発掘のようす

 

浜北区新原地内に位置する東原遺跡では、国道152号線の改良工事に伴い、平成19年8月から発掘調査を行いました。
東原遺跡はこれまでに浜名高等学校による発掘調査を皮切りに、浜北市教育委員会、(財)静岡県埋蔵文化財調査研究所により発掘調査が行われ、今回で通算33回目の発掘調査となります。

東原遺跡はこれまでの調査で、弥生時代後期の集落跡や墓地が確認されており、今回の調査においても弥生時代後期の竪穴住居跡、柱穴と思われる小穴を確認しています。
調査区内からは壷(つぼ)、甕(かめ)などの弥生土器が多く出土しています。
また、出土した弥生土器には在地の土器のほかに、天竜川以東の弥生土器と同様の形態をした土器が含まれており、注目されます。

所在地:浜松市浜北区新原(遠州鉄道芝本駅南側)

 天白遺跡 (調査期間:平成19年8月~10月末)

天白遺跡発掘のようす

 

天白遺跡は、舞阪小学校周辺に位置する遺跡で、調査区は校庭の西側にあります。
遺跡の年代は弥生時代から中世で、現在、飛鳥時代(7世紀)の土器がまとまって発見されています。
また、飛鳥時代から奈良時代にかけて(7~8世紀)の竪穴式住居跡も見られます。
当地における古代の集落が明らかになれば…と期待されます。

所在地:浜松市西区舞阪町(舞阪小学校グラウンド西側)

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浜松市役所市民部文化財課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2466

ファクス番号:053-457-2563

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