浜松市楽器博物館の事後評価結果

浜松市楽器博物館

令和4年4月1日～令和7年3月31日

名称：公益財団法人浜松市文化振興財団
所在地：浜松市中央区板屋町111番地の1

(1)評価者　

浜松市市民部文化振興担当部長

(2)評価日　

令和7年7月9日（水曜日）
(3)評価点　

77.6/100点

1　施設運営管理方針に関する項目

(1)施設の性格や目的の理解

4

3.4

(2)提案が市の施策に沿ったものであること

4

3.4

計

8

6.8

2　事業実施に関する項目

(1)事業の具体的取組み方（機能性）

11

9.4

(2)施設の運営体制・職員の配置（責任性・実行性）

9

6.3

(3)適正な管理・モニタリング（規律性）

5

3.5

(4)安全管理・緊急時への対応（安全性）

8

6.6

14

11.1

5

3.5

5

3.7

2

1.4

計

59

45.5

3　指定管理者に関する項目

(1)団体の人的・財政的能力（経営の健全性）

7

5.1

(2)施設の運営実績（団体の能力）

6

4.4

(3)団体の地域貢献（地域の活性化）

9

7.4

計

22

16.9

4　指定管理料に関する項目

(1)収支計画の妥当性

11

8.4

計

11

8.4

合計

100

77.6

5　利用状況

• 観覧者数：86,245人（令和5年度：75,367人　令和4年度：64,361人）

6　事業執行（管理運営）に対する全体的な評価

• 国内唯一の公立の総合楽器博物館として、本施設の役割を理解し、楽器の博物館ならではの特色ある事業を展開し、楽器、音楽とともに、その歴史、文化、生活を展示、紹介することで、知識の普及と音楽文化の向上に貢献しているほか、調査研究結果は、各事業を通じて地域社会へ還元されている。
• 積極的に事業を展開し、市民が楽器、音楽文化に触れられる環境を提供しているほか、企画展では地域の特性を活かし、市民の協力を得た館内展示、告知協力など、地域と連携した独自性のある事業を展開している。
• 館内展示のみでなく、アウトリーチ事業、バーチャル楽器博物館など多彩な事業を展開しているほか、SNSを用いた積極的な情報発信による施設周知に努めている。

7　来年度の事業執行（管理運営）に対する指導事項等

• 企画展やレクチャーコンサートなど様々な事業を展開するとともに、各種媒体を活用した広報活動を実施するなど、集客に努めている。引き続き、積極的かつ効果的なPR活動を展開するとともに、魅力的な事業展開により、一層の利用者の増加を目指していただきたい。
• 収蔵品の管理や保管、研究は博物館の重要な使命であり、その機能は維持されなければならない。市と指定管理者が連携し、計画的に機能維持の体制を考えていかなければいけない。

〈参考〉遵守事項の不履行

項目

配点

得点

(1)提案した事業の不実施

-1.5

0.0

(2)労働基準監督署からの是正勧告書などの法令違反

-1.5

0.0

(3)重大な事故又は不祥事

-1.0

0.0

(4)加入すべき保険の未加入

-0.4

0.0

(5)事業計画書、事業報告書が指定どおりの内容でない

-0.3

0.0

(6)事業計画書、事業報告書の提出期限超過

-0.3

0.0

合計

-

0.0