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更新日:2020年12月14日
浜松市鴨江アートセンター及び浜松市旧浜松銀行協会の指定管理者の事後評価については、市民部指定管理者選定会議(文化振興部会)における審査結果を踏まえ、次のとおり公表します。
公の施設の名称 |
浜松市鴨江アートセンター 浜松市旧浜松銀行協会 |
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指定の期間 |
平成30年4月1日~令和5年3月31日 |
指定管理者 |
名称:浜松創造都市協議会・東海ビル管理グループ |
選定会議の概要 |
(1)選定会議の構成 部会長:中村公彦 浜松市市民部文化振興担当部長 委員:田中啓(第三者委員=運営面・施設の運営に関して知識・経験を有する者) 委員:下位桂子(第三者委員=利用面・施設利用者) 委員:倉田一幸(第三者委員=利用面・施設利用者) 委員:鈴木真佐雄(第三者委員=利用面・施設利用者) (2)審査日時 |
評価項目 |
配点 |
得点 |
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1 施設運営管理方針に関する項目 |
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(1)施設の性格や目的の理解について |
5 |
4.3 |
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(2)施設の効用の発揮について |
5 |
4.1 |
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計 |
10 |
8.4 |
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2 事業実施に関する項目 |
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(1)事業の具体的取組み方(機能性)について |
11 |
8.6 |
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(2)施設の管理体制・運営職員の配置(責任性・実行性)について |
10 |
7.0 |
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(3)適正な管理・経理(明瞭性・規律性)について |
6 |
4.1 |
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(4)安全管理・緊急時への対応(安全性)について |
7 |
4.5 |
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(5)市民サービスの向上・自主事業(独創性)について | 11 | 8.9 | ||||||||||||||
(6)環境への配慮について |
5 |
3.2 | ||||||||||||||
(7)障がい者への配慮(雇用・利用等)について | 5 | 3.3 | ||||||||||||||
(8)平等利用(平等性)について | 6 | 3.3 | ||||||||||||||
計 |
61 |
42.9 |
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3 指定管理者に関する項目 |
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(1)団体の物的・財政的能力(経営の健全性)について |
6 |
4.1 |
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(2)施設の運営実績(団体の能力)について |
5 |
2.9 |
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(3)団体の地域貢献(地域の活性化)について |
6 |
4.2 |
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計 |
17 |
11.2 |
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4 指定管理料に関する項目 |
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(1)収支計画の妥当性について |
12 |
8.4 |
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計 | 12 |
8.4 |
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合計 |
100 |
70.9 |
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5 利用状況 |
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鴨江アートセンター 〇利用者数 29,302人 (平成30年度 32,612人、平成29年度 29,082人)旧浜松銀行協会 〇観覧者数 3,205人(平成30年度 3,035人、平成29年度 3,496人) (内、DVD上映会 1,444人(平成30年度 1,396人、平成29年度 1,513人)) 〇出張上映会 242人(平成30年度 216人、平成29年度 332人) |
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6 事業執行(管理運営)に対する全体的な評価 |
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<浜松市鴨江アートセンター> 浜松市鴨江アートセンターは、歴史的な建造物である鴨江別館を、芸術作品の制作、発表、展示を気軽に行える場とし、アーティストの制作活動や、アートワークショップによる市民交流、展示会等芸術文化イベント等を発信するアート活動の拠点となるように設置された施設である。 事業運営においては「アートコーディネーター」を置き、アートイベントやワークショップなどの事業の企画運営、工房で制作を行うアーティストとの調整、アーティストや市民との交流の場を創出している。施設の市民周知に関しても、ホームページや運営体制の工夫により、積極的かつ効率的に広報をおこなっており、市民の関心を高めることができている。 地域貢献においても、施設の周辺や地域団体等との連携や協議を積極的に実施することで地域の利用者の要望等を受け止めて対応しているほか、市民のニーズを考慮した講座等、自主事業を工夫して展開することができている。 <浜松市旧浜松銀行協会> 浜松市旧浜松銀行協会(木下惠介記念館)は、歴史的建造物の保存と活用を図るとともに、郷土の誇りである映画監督・木下惠介氏を顕彰し、寄贈された資料を市内外に広く公開するために設置された施設である。施設の設置目的を理解し、指定管理者として基本方針に基づいた管理運営業務に取り組んでいる。 事業運営においては、若手映画研究者が木下映画研究について講演会を開催するなど、映画・映像文化事業に注力している。 |
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7 来年度の事業執行(管理運営)に対する指導事項等 |
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<浜松市鴨江アートセンター> 今後、管理運営を進めていくなかで、さらに利用者層の拡大に向けた新たな企画の提案や大学との連携事業など市民文化の向上に取り組んでいただきたい。特に、新たな芸術表現を生み出そうとするアーティストやクリエイターの個人及びグループを支援する事業「アーティストインレジデンス(芸術活動をする者を一定期間滞在させ創作活動を行わせること)」に力を入れ、浜松から世界に羽ばたくアーティストを育ててもらいたい。 <浜松市旧浜松銀行協会> 指定文化財である旧浜松銀行協会の趣を活かして、利用者層の拡大に向け、建物や地域に関する展示の充実などに取り組んでいただきたい。また、近隣施設と連携した事業、歴史的建造物を活かした企画を充実させていくことで、利用者の拡大に向けた取り組みを行う必要がある。 <全体> 2館を一体管理することで、施設の効率的な維持管理に努めるとともに、各施設のコンセプトを活かした事業運営に期待したい。 |
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〈参考〉遵守事項の不履行 | ||||||||||||||||
項目 |
配点 |
得点 |
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(1)提案した事業の不実施 |
△1.5 |
0.0 |
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(2)労働基準監督署からの是正勧告書などの法令違反 |
△1.5 |
0.0 |
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(3)重大な事故又は不祥事 |
△1.0 |
0.0 |
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(4)加入すべき保険の未加入 |
△0.4 |
0.0 |
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(5)事業計画書、事業報告書は指定どおりの内容でない |
△0.3 |
0.0 |
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(6)事業計画書、事業報告書の提出期限超過 |
△0.3 |
0.0 |
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合計 |
- |
0.0 |
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