更新日：2021年8月3日

下水道事業（平成26年度）2

 今、黒字経営をしているのですか

平成26年度決算では109,300万円の黒字となっています。

 資産や負債はどのようになっていますか

資産は、下水道管きょや、処理場・ポンプ場などの施設、西遠流域下水道の利用権などが主なものです。負債は企業債（借入金）や未払金などです。資本には自己資本金や剰余金があります。

平成27年3月31日現在

資産　322,556百万円	負債　281,523百万円
1　固定資産　318,629百万円 （1）有形固定資産　300,733百万円 （2）無形固定資産　17,843百万円 （3）投資　53百万円 2　流動資産　3,927百万円	1　固定負債　157,145百万円 2　流動負債　13,151百万円 3　繰延収益　111,227百万円
	資本　41,033百万円
	1　資本金　31,990百万円 2　剰余金　9,043百万円 （1）資本剰余金　305百万円 （2）利益剰余金　8,738百万円

資産合計　322,556百万円		負債・資本合計　322,556百万円
資産	＝	負債	＋	資本
322,556百万円		281,523百万円		41,033百万円

（メモ）

• 資産の1固定資産（1）有形固定資産とは、土地、管きょ施設、浄化センター・ポンプ場等の施設などです。また（2）無形固定資産とは、西遠流域下水道の利用権などです。
• 資本の2剰余金（1）資本剰余金とは、資本取引によって企業内に留保されるもので、国庫補助金、受贈財産評価額があります。（2）利益剰余金とは、企業の営業活動によって出た利益金です。

 資産や負債を表すバランスシートをわかりやすく解説してください

25年度と26年度とを比べるとどういうことがわかりますか

資産

資産は514億3,400万円の減となっています。
これは、会計基準の見直しによる補助金等で取得した固定資産の償却制度等が変更（みなし償却の廃止）されたことによる減少が主な理由です。

負債

負債は2,630億6,100万円の増となっています。
これは、会計基準の見直しによる資本から負債への振替による増加が主な理由です。

資本

資本は3,144億9,500万円の減となっています。
これは、会計基準の見直しによる資本から負債への振替による減少が主な理由です。

 バランスシートから下水道事業の財務内容は健全といえるでしょうか

バランスシートに現れている状況については、特に問題はありません。

 今後の下水道事業の課題や健全財政への取り組みを、どのように考えていますか

下水道は社会生活に大変重要な役割を果たす施設であり、本市においても下水道事業を市政の重要施策に位置付け、積極的な整備促進を図ってきましたが、建設にかかる投資額は莫大なものとなり、企業債残高も多額となっています。
こうしたことから、健全財政への取り組みとして、平成26年度は、下水道の効率的な整備の推進や建設コストの削減により建設事業費を抑制し、建設投資にかかる企業債残高の削減を図りました。また、職員の再任用化・非常勤化により人件費の縮減を図るなど、収支の改善に努めました。

 リンク先の紹介

「浜松市公式ホームページ」において、下水道についてのホームページをご覧いただけます。
この中で、「各事務所のお問い合わせ先」、「下水道整備状況」などもご覧いただけます。

　

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