更新日：2021年3月25日

第3章 基本計画4

4.重点施策

今後5年間で目指す姿を実現するために、以下の3つの施策を重点的に展開していきます。

1.学校教育における心のUDの推進

これまでも学校教育におけるユニバーサルデザイン学習に力を入れて事業展開してきましたが、子供の頃から「思いやりの心」を育てていくことの重要性は今後も変わりません。ユニバーサルデザインの定着・実践に向けて、またユニバーサルデザインを理解する将来の大人を増やし、誰にでも優しいまちづくりを進めていくために、継続的かつ重点的に進めていきます。

2.誰もが訪れやすく、暮らしやすい環境整備

新たなユニバーサルデザインの視点として、誰もが訪れやすく、暮らしやすい環境整備に取り組みます。今後増加が見込まれる外国人や高齢者、障がい者を含めたより多くの来訪者が、安全・安心、そして快適に過ごしていただけるよう、地元事業者等と連携・協力しながらユニバーサルツーリズムに対応した受入環境づくりを進めていきます。こうした取り組みにより、来訪者だけでなく、住んでいる市民にとっても、暮らしやすいまちづくりに繋がっていくと考えます。

ユニバーサルツーリズムとは？

外国人や高齢者、障がい者など、より多くの人が楽しめるよう創られた旅行で、誰もが気兼ねなく参加できる旅行のこと。

3.情報のUD化とUD情報発信

暮らしの中で必要な情報を入手することは、とても大切なことです。昨今ではインターネットやスマートフォン等の普及により、誰でもいつでも情報を簡単に入手できるような環境が整ってきました。

市民をはじめとして、来訪者等を含めたすべての人に正確かつ分かりやすく情報を伝えるために、情報のユニバーサルデザイン化をさらに進めます。

また、地域の様々なユニバーサルデザイン情報等を収集してホームページやSNS等で広く発信し、市民生活や観光、施設利用等の利便性向上を図ります。

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