浜松市ギャラリーモール ソラモ の事後評価結果（平成30年度）

浜松市ギャラリーモール ソラモ

平成27年4月1日～平成32年3月31日

名称：浜松まちなかマネジメント株式会社
所在地：浜松市中区千歳町91-1

(1) 選定会議の構成

委員長：渡瀬充雄　浜松市産業部長

副委員長：村上広幸　浜松市産業部次長

委員：大谷裕紀　静岡県中小企業団体中央会西部事務所長（第三者委員）

委員：内山勝徳　浜松商工会議所　総務管理課長（第三者委員）

委員：坂部友紀　ヤマハ労働組合　中央執行委員（第三者委員）

(2) 審査日時

令和元年6月28日（金曜日）　午後1時～午後3時30分

(3) 評価点　

74.4点／100点

1　施設運営管理方針に関する項目

(1)施設の性格や目的の理解

6

4.7

(2)施設の効用が発揮されるものであること

6

4.4

小計

12

9.1

2　事業提案（計画）に関する項目

(1)事業の具体的取組み方（機能性）

8

6.8

(2)施設の管理体制・運営職員の配置（責任性・実行性）

7

5.1

(3)適正な管理・経理（明瞭性・規律性）

7

5.7

(4)安全管理・緊急時への対応（安全性）

7

6.0

(5)市民サービスの向上・自主事業（独創性）

7

5.1

(6)環境・障がい者等への配慮（社会貢献）

7

3.9

(7)平等利用（平等性）

7

3.9

小計

50

36.5

3　指定管理者に関する項目

(1)団体の物的・財政的能力（経営の健全性）

7

5.5

(2)施設の運営実績（団体の能力）

7

5.1

(3)団体の地域貢献（地域の活性化）

12

9.8

小計

26

20.4

4　指定管理料に関する項目

(1)収支計画の妥当性

12

8.4

小計

12

8.4

合計

100

74.4

5　利用状況

6　事業執行(管理運営)に対する全体的な評価

　指定管理者の上部団体にあたる浜松まちなかにぎわい協議会のまちづくり活動や会員を通じて、まちづくりにおける当該施設の重要性及び運営状況を説明し、広く理解を求めることでオールまちなか体制で当該施設の利用促進に努め、これまでにも実施をしてきた広報活動や空き日程の案内に加えて、当該施設の情報（ホームページ、ブログ、SNS）を指定管理者が運営・管理する「Any」のブログサイトやFacebookサイトにリンク付けするなどの整備をし、これまで以上のSNSによる情報発信の強化や拡散により積極的なPRを推進することで、当該施設を魅力的な空間と感じていただくとともに、多くの市民及び利用者に対する認知度が向上し、まちなかの回遊促進の位置づけとしても効果を発揮した。
　今年度は、区分3の料金設定の見直しや、積極的なPR・営業活動、指定管理者によるイベント日程調整の実施など指定管理者による主体的な運営により、より多くのイベントが開催できるようになり、今年度の目標利用料収入および目標稼働率を大きく上回る実績を残した。また、通常の管理業務に加えて、利用料収入若しくは自己資金を活用し、視覚障害者用点字タイルや床面御影石、木製バリケード塗装工事、丸柱塗装作業などを実施した。
特に違法スケートボード走行対策には重点的に取り組んでおり、監視カメラ映像のクラウド化、音声注意システム「リモートサウンダー」の導入を実施し、一定の成果を得るなど、施設の利便性向上を図り、多くの方が安全且つ安心して利用できるように取り組んだ。
　以上のことから、本施設の管理運営について評価できると考える。

7　来年度の事業執行(管理運営)に対する要望、指導事項等

　適正かつ円滑に管理運営できているため、指定管理者と連携し、より安全かつ安心な空間形成と稼働率等の向上に向けた取り組みを引き続き実施していく。