可美公園施設の事後評価結果

(1)選定会議の構成
委員長：高橋万里子（浜松市南区長）
副委員長：笠原良之（浜松市南区副区長）
委員：A（第三者委員）
委員：B（第三者委員）
委員：C（第三者委員）
(2)審査日時
令和元年8月26日（月曜日）

午後2時10分～午後3時00分
(3)評価点

62.3/100点

1施設運営管理に関する項目

1.施設の性格や目的の理解

7

5.2

2.施設への効用が発揮されるものであること

7

3.7

計

14

8.9

2事業提案（計画）に関する項目

1.事業の具体的取り組み方（機能性）

7

3.9

2.施設の管理体制・運営職員の配置（責任性・実効性）

7

3.0

3.適正な管理・経理（明瞭性・規律性）

7

3.2

4.安全管理・緊急時への対応（安全性）

7

4.3

5.市民サービスの向上・自主事業（独創性）

10

6.1

6.環境・障がい者等への配慮（社会貢献）

7

4.9

7.平等利用（平等性）

5

3.2

計

50

28.6

3指定管理者に関する項目

1.団体の物理的・財政的能力（経営の健全性）

7

5.8

2.施設の運営実績（団体の能力）

7

4.7

3.団体の地域貢献（地域の活性化）

7

4.7

4.浜松市内に主な事業活動の拠点を置くこと

-

-

計

21

15.2

4指定管理料に関する項目

1.収支計画の妥当性

15

9.6

計

15

9.6

合計

100

62.3

利用状況

過去3年間の利用状況

利用料金収入

利用者数

平成30年度の年間の利用者数は、211,222人（水泳場は7月再開）で、平成29年度の166,513人（水泳場は休館）と比較し44,709人（126％）増加した。水泳場休場前の平成26年との比較では、78％の利用者数となった。

事業執行（管理運営）に対する全体的な評価

水泳場の再開は、以前より7月下旬とアナウンスをしており準備期間は十分あったが、施設の清掃や点検、検査等の対応に苦慮し、準備不足と感じられる場面が多々あった。
弓道場職員の応接や清掃不行き届きについて、利用者から意見をいただくことがあったが、一方で、年度初めに緊急工事として実施した空調工事では、長年の経験により、柔軟な予約者対応がなされた。

来年度の事業執行（管理運営）に対する要望、指導事項等

利用件数や利用人数の増加、自主事業の集客だけでなく、質の高いサービスを提供して利用者の満足度が向上するよう、引き続き利用者の声に耳を傾けていくことが重要であると考えられる。また、快適に施設を利用していただくために、親切丁寧な対応や、知識・技術を備えた専門的な職員の接客サービスの強化を行っていただきたい。
地域に根差した施設とするような運営を行ってきたが、各種団体と連携を強化することにより、可美地区・南区だけではなく、市内の各地域の交流施設として利用されるような広報活動やコーディネートが必要と考えられる。