浜松市三ヶ日総合福祉センター及び浜松市三ヶ日児童館の事後評価結果表

浜松市三ヶ日総合福祉センター・浜松市三ヶ日児童館

平成26年4月1日～平成31年3月31日

名称：社会福祉法人 浜松市社会福祉協議会
所在地：浜松市中区成子町140-8

(1) 選定会議の構成

委員長　髙田　勝弘　浜松市北区長
副委員長　岩本　篤　浜松市北区副区長

（第三者委員）

　委員　内山　良彦　（運営面）

　委員　牧野　曜司　（利用面）

　委員　河村　壽子　（利用面）

(2) 審査日時

令和元年6月26日（水曜日）

9時～15時40分

(3) 評価点　70.8/100点

1　事業計画の内容に関する項目

(1)　浜松市三ヶ日総合福祉センター・児童館の目的や理念について適切に理解しているか

4

2.9

(2)　事業計画の内容が設置目的に沿ったものであり、施設の効用を十分に発揮でき、成果が得られるか

4

2.8

計

8

5.7

2　事業提案（計画）に関する項目

(1)　利用者の満足が得られるよう、十分に考慮されているか

8

5.8

(2)　サービスの質を維持、向上させるための具体的な提案があるか

8

4.9

(3)　施設の管理・運営にあたって、適切な職員配置がされているか

8

5.8

(4)　無理のない事業計画、スケジュールとなっているか

8

5.8

(5)　個人情報の取扱等の利用者に配慮した関係法令及び消防法等施設管理に係る関係法令を遵守した管理・運営体制となっているか

8

5.8

(6)　利用者が円滑かつ平等に利用できるよう配慮されているか

8

5.8

(7)　事故や緊急時、災害時の危機管理体制が十分に整備されているか

8

5.8

(8)　施設の管理・運営にあたって、環境への配慮がされているか

8

5.4

計

64

45.1

3　指定管理者に関する項目

(1)　団体の財務状況は健全なものか

6

4.4

(2)　施設の運営実績として成果を上げているか

6

4.2

(3)　施設の周辺や施設運営に関係する地元団体等との連携や協働による事業展開を図ることができる提案があるか

6

4.4

計

18

13

4　指定管理料に関する項目

(1)　指定管理に係る収支計画は合理的かつ妥当なものか

10

7.0

計

10

7.0

合計

100

70.8

5　利用状況

施設利用者の状況は、次のとおりである。

入浴施設について、平成30年4月の水質検査においてレジオネラ属菌が検出され、営業を一時自粛していたことにより、減少してしまった。三ヶ日児童館の施設利用者は、魅力ある参加しやすいイベントの実施により幅広い年齢層において増加した。

6　事業執行（管理運営）に対する全体的な評価

指定管理者は、当施設の設置目的及び業務を充分理解しており、地域における福祉活動の育成・支援や福祉団体の交流・連携を進めるとともに、誰もが利用しやすい公共施設として利用者へのサービス向上に努めている。

また児童館の運営では、児童に健全な遊びを提供・指導するとともに、児童、保護者ともに安心して相談できる、足を運びやすい施設として、地域の児童館の役割を果たしている。

なお、施設の維持管理については、経費の縮減を図りながら、老朽化に伴う異常箇所の把握と早期修繕に努め、市民が安全に利用できるよう適正な運営管理を行っている。

7　来年度の事業執行（管理運営）に対する要望、指導事項等

地域福祉の向上と、ボランティア団体等の活動拠点として、幅広い年代の利用者を安定的に確保し、地域外の利用者増加策や、積極的に自主事業を行うなど、施設の効率的な運営を一層図るよう運営努力を求める。

また、建設から24年が経過し、今後修繕箇所の増加が見込まれるため、日常の点検業務を励行し、事故発生時には危機管理マニュアルに基づく適切な対応に努めるなど、市民が安全に利用できる施設管理を指導する。

三ヶ日児童館については、少子化に伴う利用者動向を把握し、今後も自主事業を多数利用者に提供することで、より充実した子育て支援の拠点施設としてのレベルアップを期待する。