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更新日:2022年7月15日
(浜北区広報取材日記 平成28年10月)
10月8日(土曜日)、上島諏訪神社で村芝居上島一座の公演が行われました。
平成8年から20年間にわたり、諏訪神社の祭礼に合わせて行われてきた上島一座の公演。地元に根ざした村芝居で地域活性化を図ろうとしたことがきっかけで、芝居に必要な脚本や舞台などを、地域住民の協力を得ながらすべて自分たちで製作・調達をしています。その活動が評価され、昨年には静岡県コミュニティづくり推進協議会が主催する「平成27年度コミュニティ活動賞」の優良賞を受賞しました。
今年の演目は「絆第3弾 魔法の鏡」です。上島の村長だった弥太郎は、あばれ天竜の洪水に立ち向かい命を落としてしまいました。その偉業をたたえて時の浜松城主は息子の弥平に褒美として「魔法の鏡」を与えます。その「魔法の鏡」をめぐって村は大騒ぎ・・。
村芝居上島一座の魅力は、やはりすべてを自分たちの手で作り上げているというところです。脚本だけでなく、舞台の大道具や照明、音響、演者のメークや着付けもすべて地元住民の協力を得て行っています。
それだけでなく、本番では観客も参加したり客席からの掛け声に演者が応えたりと、上島一座のメンバーだけでなく、お客さんも舞台を作り上げる一員となっています。客席からは絶えず笑い声が沸きあがっていて、とても「あたたかさ」を感じる舞台でした。
今回は初上演から20年目を迎えた記念公演。今までの集大成となった舞台は、市内外から集まったおよそ360人の観客を楽しませ、そして上島一座のメンバー自らも楽しみ、大盛況のうちに幕を閉じました。
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