浜松市立細江図書館、浜松市立引佐図書館及び浜松市立三ヶ日図書館の事後評価結果

(1)選定会議の構成

(2)審査日時

令和3年7月15日（木曜日）13時00分～16時00分

(3)評価点72.9/100点

ア施設の性格や目的の理解

3

2.4

イ施設の効用が発揮されるものであること

4

2.9

小計

7

5.3

2.事業提案（計画）に関する項目

ア事業の具体的取組み方（機能性）

6

4.2

イ施設の管理体制・運営職員の配置（責任性・実行性）

6

4.2

ウ適正な管理・経理（明瞭性・規律性）

6

3.3

エ安全管理・緊急時への対応（安全性）

7

5.1

オ市民サービスの向上・自主事業（独創性）

17

13.7

カ環境への配慮

6

3.9

キ障がい者への配慮（雇用・利用等）

5

4.0

3

1.7

小計

56

40.1

3.指定管理者に関する項目

ア団体の人的・財政的能力（経営の健全性）

12

9.4

イ団体の地域貢献及び組織体制（地域の活性化）

13

10.5

小計

25

19.9

4.指定管理料に関する項目

ア収支決算状況

12

7.6

小計

12

7.6

合計

100

72.9

5.利用状況

開館日数は3館の平均。その他の数値は3館の合計。

6.事業執行（管理運営）に対する全体的な評価

いずれも、基本協定書及び仕様書に基づく図書館サービス業務、蔵書管理業務等は、適正かつ迅速に実施されている。施設、設備等の管理も適正であり、全般的に良好な管理運営であったと認められる。
  施設の利用状況を示す統計数値（3館合算）は、新型コロナウイルス感染症対策による臨時休館のため、1日当たりの数値で比較すると、予約件数を除き概ね減少傾向であった。
  自主事業として、指定管理者代表企業が管理する都田図書館合同事業「北区4館図書館だより」、3館合同の奥浜名湖の文化財パネル展、地域の歴史に関する講座、子ども向けの工作キット配布等を実施した。新型コロナウイルス感染症の影響でイベントの実施が難しい中、事業形態を変更し、可能な範囲で事業を実施したことは評価されるものである。
  なお、本年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、障がい者の就労支援の取組（就労体験実習）を行っていない。雇用については、細江図書館で1名の障がい者雇用を行っている。

7.来年度の事業執行（管理運営）に対する要望、指導事項等

  施設の特徴や目的を理解した施設運営、各図書館の周知・利用促進、地域振興に寄与する事業を実施している。今後も、施設の設置目的や役割に沿ったサービスの継続を要望する。
  また、新型コロナウイルス感染症対策の上、指定管理ならではの幅広い層に向けた自主事業や、様々な人が利用しやすくなる環境づくりを実施し、地域に根差した生涯学習の場を提供するとともに、積極的な広報の実施を期待する。
  障がい者の就労支援についても、就労体験の積極的な受け入れを実施するとともに、障がい者雇用への取り組み（細江図書館での雇用の継続、引佐・三ヶ日図書館での雇用への取り組み）にも期待する。

-1.5

0.0

-1.5

0.0

-1.0

0.0

-0.4

0.0

-0.3

0.0

-0.3

0.0

合計

―

0.0