緊急情報

サイト内を検索

ここから本文です。

更新日:2023年4月3日

北神宮寺遺跡通信No.5

はままつの文化財

No.5 平成19年10月5日

北神宮寺遺跡の発掘現場のようすをタイムリーにお知らせします。

印刷して読みたい場合は、PDFファイルをご利用ください。

北神宮寺遺跡通信No.5 (PDF:567KB)

立派な掘立柱建物が見つかりました(戦国時代:約500年前)

(調査区全域)

調査区全域

掘立柱建物の跡

調査区南東部から、南北5列、東西5列、約1.8m間隔に規則正しく立てられた柱穴が見つかりました。
これは、戦国時代に立てられた総床張りの屋敷跡だと考えられます。
この建物には、南側に幅一間のひさしが付けられていたようです。

<考古学豆知識>

  • 掘立柱建物(ほったてばしらたてもの):
    木造建築で柱を礎石に置かず、直接地面に掘った穴の中に立てる方式の建物のこと。
    戦国時代までの建物に多い。
    直接地面に柱を立てるので、腐食しやすく耐用年数は20~30年と考えられる。

楕円形をした竪穴住居発見!

(調査区全域)

調査区全域

楕円形竪穴住居の跡

遺跡通信3号で竪穴住居について紹介しましたが、古墳時代のものは、正方形に近い形が多く、今回の楕円形の住居は、時代が古く弥生時代後期のものではないかと考えられます。
今後、住居内から出土した土器を詳しく調べることで、時代を特定していきます。

竪穴住居が密集していたようです!

(調査区全域)

調査区全域

竪穴住居が密集していたと思われる跡

調査区域南側の部分から、竪穴住居が重なり合って10棟以上見つかっています。
今で言えば、団地の趣きでしょうか。
現地説明会では、その全容がご覧いただけると思います。お楽しみに・・・。

小学校の見学がありました(気賀小学校:9月25日)


「すごい!つぼの形をしているよ」


「土器は出てくるかなぁ・・・?」

いなさ文化財まつりで現地説明会を行います

10月13日(土曜日)・14日(日曜日)

午前10時~午後4時(全体説明:午前10時・午後2時)

いなさ文化財まつりにおいて、現地説明会を行います。
詳しくは、最新情報かわら版または「広報はままつ(9月20日号)」をご覧ください。

遺跡の見学について

平日8時45分から午後4時45分の作業時間内でしたら、調査現場を見学いただけます。
お気軽にお越しください。

北神宮時遺跡の地図

○現地連絡先

北神宮寺遺跡調査事務所(浜松市北区引佐町井伊谷) TEL:542-3990

所在地:浜松市北区引佐町井伊谷(引佐地域自治センターから徒歩5分)

調査期間:平成19年8月~12月末

作業時間:午前8時45分~午後4時45分(平日のみ、雨天休止)

発掘現場のご案内(平成19年度)に戻る 

このページのよくある質問

よくある質問の一覧を見る

お問い合わせ

浜松市役所市民部文化財課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2466

ファクス番号:053-457-2563

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?