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更新日:2023年4月3日

北神宮寺遺跡通信No.3

はままつの文化財

No.3 平成19年9月20日

北神宮寺遺跡の発掘現場のようすをタイムリーにお知らせします。

印刷して読みたい場合は、PDFファイルをご利用ください。

北神宮寺遺跡通信No.3 (PDF:562KB)

数多くの遺構が見つかっています

調査区北側道路部分、東半分の発掘が終了し、東西に連なる遺跡の様子が明らかになりました。

弥生・古墳時代の竪穴住居や方形周溝墓が連なっているのが分かります。

発掘調査もちょうど1か月を過ぎました。調査は天候にも恵まれ、先週末(9月14日)の段階で、調査区全体の約40%の発掘が終了しました。

これまでの調査で、弥生時代や古墳時代の方形周溝墓や竪穴住居を始め、鎌倉時代や戦国時代、江戸時代などの遺構や遺物が数多く発見され、井伊谷の土地が歴史において大きな意味合いをもっていたことが改めて感じられます。


調査風景

竪穴式住居の跡が発見されました!

竪穴式住居の跡が発見されました。

竪穴式住居の跡

<考古学豆知識>

  • 柱穴(ちゅうけつ):
    住居の屋根を立てるための柱を埋め込む穴。柱を立てるとき(抜くとき)の穴も含むので、(穴の大きさ)=(柱の太さ)とはならない。穴の底に柱が当たって硬化した部分(はしらあたり)が見つかることがある。
  • 炉(ろ):
    縄文時代から古墳時代前期頃までの住居で、床面を掘りくぼめて火を焚き煮炊きした炊事場所。土が赤く焼けている。
  • 周壁溝(しゅうへきこう):
    住居の床の壁際に掘られている溝で、板や茅・竹材などの壁が崩れるのを防ぐために掘られている。弥生時代以降、奈良、平安時代の住居跡に見られる。

発掘体験をしました

9月11日、初生小学校のみなさんが発掘体験をしました。


108人が発掘に挑戦しました


「すごい!大きな土器が出てきたよ!」

現地説明会を行います(いなさ文化財まつり)

10月13日(土曜日)・14日(日曜日)

午前10時~午後4時(全体説明:午前10時・午後2時)

いなさ文化財まつりにおいて、現地説明会を行います。
詳しくは、最新情報かわら版または「広報はままつ(9月20日号)」をご覧ください。 

北神宮時遺跡の地図

○現地連絡先

北神宮寺遺跡調査事務所(浜松市北区引佐町井伊谷) TEL:542-3990

所在地:浜松市北区引佐町井伊谷(引佐地域自治センターから徒歩5分)

調査期間:平成19年8月~12月末

作業時間:午前8時45分~午後4時45分(平日のみ、雨天休止)

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お問い合わせ

浜松市役所市民部文化財課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2466

ファクス番号:053-457-2563

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