緊急情報
ここから本文です。
更新日:2023年4月3日
はままつの文化財
No.3 平成21年9月1日
東原遺跡の発掘現場のようすをタイムリーにお知らせします。
印刷して読みたい場合は、PDFファイルをご利用ください。
7月30日(木曜日)から調査を開始し、ちょうど1か月が経過しました。
調査は順調に進んでおり、踏切北側A 工区の約70%の
調査が終了しました。
これまでの調査で竪穴住居跡が15 軒確認されています。
その中でもNo.10 の住居跡は約6.5m×5.5mと確認された住居の中で最も大きく、周囲には壁を立てるための溝が掘り込まれ、中央には炉の焼土がしっかりと残っていました。
発掘調査の現場と出土品をご紹介する現地説明会を開催します。
是非、この機会に調査現場までお越し下さい。
※十分な駐車スペースが確保できませんので、お車でのご来場はご遠慮下さい。
竪穴住居跡から完全な形に近い状態で出土した弥生土器
浜名高校史学部は、1960~80年代にかけて22回にわたって東原遺跡の発掘調査を行ったというすばらしい歴史と伝統があります。
その後輩のみなさんが発掘体験に訪れました。
「こんな土器が出てきてびっくり!」
祭祀に使ったミニチュアの壷
(高さ約5cm)
「完全な形で出てくるかと思いドキドキしましたが、口の部分だけで、ちょっと残念!」
壷の口縁部分(直径約15cm)
発掘した竪穴住居跡の前で記念写真・・・1日よく頑張りました
遺跡の発掘作業は平日、午前8時30分~午後4時30分に実施しています(雨天時は作業を休止します)。
作業時間内でしたら、調査現場は見学いただけます。
なお、現地は危険な箇所がありますので、作業時間以外の調査地内への立ち入りはご遠慮願います。
編集発行
浜松市埋蔵文化財調査事務所 TEL:485-3465
現地連絡先
東原遺跡調査事務所 TEL:586-1233
→発掘現場のご案内(平成21年度)に戻る
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください