緊急情報
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更新日:2023年4月3日
はままつの文化財
No.2 平成21年8月21日
東原遺跡の発掘現場のようすをタイムリーにお知らせします。
印刷して読みたい場合は、PDFファイルをご利用ください。
踏切北側のA工区では、南側から竪穴住居跡を中心に調査を進めています。現在、竪穴住居跡7軒分の調査が終了しました。
大きさは一辺が約4~5m、角を丸めた正方形や楕円形に近い形をしています。
一部の住居跡では柱穴(ちゅうけつ:はしらを立てた穴)が確認され、掘りくぼめられた床面からは、多数の弥生土器のかけらや、炉跡の焼土(煮炊きをして赤く焼けた土)などが出土しています。
1.土の堆積状況が分かるように十字にあぜを残して床面を掘ります。
2.あぜをはずして、出土した土器をきれいに掘り出します。
3.土器の出土状態を図面に記録します。
4.土器をすべて取り上げ、測量して調査完了です。
通りかかった地域の方や、夏休み中の子どもたちが調査現場を訪れ、発掘調査の様子や竪穴住居跡、出土した土器などを興味深げに見学しています。
先日は中学校の先生方が研修で、発掘調査を体験していきました。
みなさんも東原遺跡を一度見学してみませんか?
遺跡の発掘作業は平日、午前8時30分~午後4時30分に実施しています(雨天時は作業を休止します)。
作業時間内でしたら、調査現場は見学いただけます。
なお、現地は危険な箇所がありますので、作業時間以外の調査地内への立ち入りはご遠慮願います。
編集発行
浜松市埋蔵文化財調査事務所 TEL:485-3465
現地連絡先
東原遺跡調査事務所 TEL:586-1233
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