浜松市茶室の事後評価結果

浜松市茶室

令和3年4月1日～令和8年3月31日

名称：遠鉄アシスト株式会社
所在地：浜松市東区丸塚町541番地の20

(1)選定会議の構成

部会長：嶋野聡（浜松市市民部文化振興担当部長）
副部会長：鈴木三男（浜松市市民部次長）
委員：松野英男（浜松市スポーツ振興課長）
委員：平田隆（浜松市文化財課長）
委員：田中啓（第三者委員＝静岡文化芸術大学教授）
委員：下位桂子（第三者委員＝元浜松市社会教育委員会委員長）
委員：鈴木真佐雄（第三者委員＝浜松市スポーツ推進委員連絡協議会副会長）

(2)審査日時

令和5年7月31日（月曜日）午後2時00分～午後5時00分

(3)評価点

72.3/100点

1 施設運営管理方針に関する項目

(1)施設の性格や目的の理解

4

3.1

(2)提案が市の施策に沿ったものであること

4

3.4

計

8

6.5

2 事業実施に関する項目

(1)事業の具体的取組み方(機能性)

6

4.8

(2)施設の運営体制・職員の配置(責任性・実行性)

6

4.2

(3)適正な管理・モニタリング(規律性)

6

3.9

(4)安全管理・緊急時への対応(安全性)

8

5.3

計

56

39.7

3 指定管理者に関する項目

(1)団体の人的・財政的能力(経営の健全性)

8

5.8

(2)施設の運営実績(団体の能力)

8

5.6

(3)団体の地域貢献(地域の活性化)

8

6.3

計

24

17.7

4 指定管理料に関する項目

(1)収支計画の妥当性

12

8.4

計

12

8.4

合計

100

72.3

5 利用状況

• 呈茶サービス利用者数　9,676人（令和3年度：7,516人、令和2年度：6,592人）
• 茶室利用者数（茶会、教室含む）　18,700人（令和3年度：16,267人、令和2年度：8,166人）

6 事業執行（管理運営）に対する全体的な評価

• 茶道文化の普及と伝承を図り、市民文化の向上に寄与するという設置目的を理解し、指定管理業務に取り組んでいる。
• 単に茶道関連事業を実施するだけでなく、能や茶花等といった日本文化関連事業、2つの新規自主事業、ホームページのリニューアルを実施することで、利用者数の増加に努めている。
• 新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を継続しながらの営業であったが、売上としては、呈茶サービス・施設使用料ともに平成28年度以降最高となっている。
• 地元企業・団体等との連携や協働を行い、地域の活性化に貢献している。

7 来年度の事業執行（管理運営）に対する指導事項等

• 挑戦的な新しい取り組みを行うことで認知度を上げ、市民が皆知っていて親しみを持てる施設となることを期待する。
• 建物は建築家谷口吉生氏による設計であり建物としての魅力もあるため、PRの仕方を工夫してその魅力を効果的に発信していくことを期待する。

〈参考〉遵守事項の不履行

項目

配点

得点

(1)提案した事業の不実施

1.5

0.0

(2)労働基準監督署からの是正勧告書などの法令違反

1.5

0.0

(3)重大な事故又は不祥事

1.0

0.0

(4)加入すべき保険の未加入

0.4

0.0

(5)事業計画書、事業報告書が指定どおりの内容でない

0.3

0.0

(6)事業計画書、事業報告書の提出期限超過

0.3

0.0

合計

-

0.0