浜松市楽器博物館の事後評価結果

浜松市楽器博物館

平成28年4月1日～平成34年3月31日

名称：公益財団法人浜松市文化振興財団
所在地：浜松市中区板屋町111番地の1

（1）選定会議の構成
議長:寺田聖子　浜松市文化振興担当部長

委員:田中啓(静岡文化芸術大学教授)

委員:倉田一幸(元積志小学校長)

委員:鈴木宇多子(浜松市スポーツ推進委員連絡協議会副会長)

委員:中村公彦　浜松市市民部次長(創造都市・文化振興課長)
（2）審査日時
令和元年8月1日（木曜日）、13時30分～16時10分
(3)評価点　71.8／100点

1　施設運営管理方針に関する項目

(1)施設の性格や目的の理解について

4

2.7

(2)施設の効用の発揮について

4

3.0

計

8

5.7

2　事業実施に関する項目

(1)事業の具体的取組み方(機能性)について

11

7.7

(2)施設の管理体制・運営職員の配置(責任性・実行性)について

10

6.7

(3)適正な管理・経理(明瞭性・規律性)について

5

3.4

(4)安全管理・緊急時への対応(安全性)について

9

6.0

計

59

41.5

3　指定管理者に関する項目

(1)団体の物的・財政的能力(経営の健全性)について

7

5.3

(2)施設の運営実績(団体の能力)について

5

3.5

(3)団体の地域貢献(地域の活性化)について

9

7.4

計

21

16.2

4　指定管理料に関する項目

（1）収支計画の妥当性について

12

8.4

計

12

8.4

合計

100

71.8

5　利用状況

• 観覧者数
  87,902人 (H29 87,370人、H28 88,139人)

6　事業執行（管理運営）に対する全体的な評価

• 浜松市楽器博物館は、日本の楽器産業発祥の地・浜松の歴史と伝統を背景に、日本で初めて設置された公立の総合楽器博物館である。施設の管理運営については、「世界の楽器と音楽を平等に扱う」というコンセプトのもと、楽器の収集・展示に加えて多種多様な事業も積極的に展開しており、指定管理者がこれまでの経験や実績を活かして堅実な管理運営を行っている。

7　来年度の事業執行（管理運営）に対する指導事項等

• 展示方法についてその楽器の背景などを含めて１点１点をより丁寧に紹介したり、年代別や同じ地域の楽器同士の関係性を解説するなど、初めて来館された方にもわかりやすく、同時に深く学ぶことができるよう、展示方法について探求をしていただき、何度も繰り返し来館したくなるような展示内容としていただきたい。 
• 今後も企画展やレクチャーコンサートなど展示だけでなく、実際に触れて・聴くことができる事業を行うとともに、市民に人気の高いワークショップについては、より多くの方が受講できるようにするなど、事業展開のさらなる工夫を期待したい。
• 引き続き、 市内外に向けた積極的かつ効果的なPR活動を展開して、一層の利用者の増加を目指していただきたい。

〈参考〉遵守事項の不履行

項目

配点

得点

(1)提案した事業の不実施

△1.5

0.0

(2)労働基準監督署からの是正勧告書などの法令違反

△1.5

0.0

(3)重大な事故又は不祥事

△1.0

0.0

(4)加入すべき保険の未加入

△0.4

0.0

(5)事業計画書、事業報告書が指定どおりの内容でない

△0.3

0.0

(6)事業計画書、事業報告書の提出期限超過

△0.3

0.0

合計

-

0.0