浜松文芸館の事後評価結果

浜松文芸館

平成27年4月1日～平成31年3月31日

名称：公益財団法人浜松市文化振興財団

所在地：浜松市中区板屋町111番地の1

（1）選定会議の構成

議長:寺田聖子　浜松市文化振興担当部長
委員:田中啓(静岡文化芸術大学教授)

委員:倉田一幸(元積志小学校長)

委員:鈴木宇多子(浜松市スポーツ推進委員連絡協議会副会長)

委員:中村公彦　浜松市市民部次長(創造都市・文化振興課長)

（2）審査日時
令和元年8月1日(木曜日)、13時30分～16時10分
(3)評価点　70.3／100点

1　施設運営管理方針に関する項目

（1）施設の性格や目的の理解について

5

3.5

（2）施設の効用の発揮について

5

4.0

計

10

7.5

2　事業実施に関する項目

（1）事業の具体的取組み方（機能性）について

13

9.1

（2）施設の管理体制・運営職員の配置（責任性・実行性）について

10

7.0

（3）適正な管理・経理（明瞭性・規律性）について

6

4.2

（4）安全管理・緊急時への対応（安全性）について

6

4.2

（5）市民サービスの向上・自主事業（独創性）について

13

10.3

（6）環境・障害者等への配慮（社会貢献）について

（7）平等利用（平等性）について

3　指定管理者に関する項目

（1）団体の物的・財政的能力（経営の健全性）について

6

4.4

（2）施設の運営実績（団体の能力）について

6

4.2

（3）団体の地域貢献（地域の活性化）について

6

4.2

計

18

12.8

4　指定管理料に関する項目

（1）収支計画の妥当性について

12

8.4

計

12

8.4

合計

100

70.3

5　利用状況

施設の稼働率及び利用者数

　平成27年4月1日よりクリエート浜松内に移転

• 観覧者数　13,604人(平成29年度：16,936人、平成28年度：17,804人)
• 施設利用者数　17,224人(平成29年度：20,948人、平成28年度：21,786人)
• 講座・講演会参加者数　1,397人(平成29年度：1,648人、平成28年度：1,539人)

6　事業執行（管理運営）に対する全体的な評価

• 浜松文芸館は浜松市及び遠州地方にゆかりのある文芸に関する知識を広め、市民の文芸活動の振興を図るために設置された施設である。このような設置目的を理解し、指定管理者として基本方針に基づいた指定管理業務に取り組んでいる。
• 展示事業では、浜松ゆかりの文芸人の作品を取り上げるなど事業企画から運営、展示内容など工夫されており、また、クリエート浜松内への移転により、中心市街地という立地を生かすことで一定の観覧者数を確保できている。
• 他の文化施設と連携して企画展を開催することで、幅広い世代の集客を図っている。

7　来年度の事業執行（管理運営）に対する指導事項等

• 今後も引き続き、講座や企画展などの事業も含めて施設の発信につなげるとともに、クリエート浜松の複合施設としての特性を生かして利用者層の拡大を目指した取り組みに期待している。
• より幅広い世代の利用の促進のため、開催している講座の周知方法を工夫するとともに、新たな企画や展示を検討していただきたい。