更新日：2020年4月9日

なゆた浜北（平成30年度）2

 今、黒字経営をしているのですか

平成30年度決算において470万円の純利益を計上し黒字です。
平成23年度から都市開発資金の返済が始まり、今後、令和元年度の借入金の一括返済を目指し、財務体質の強化に努めてまいります。

 資産や負債はどのようになっていますか

資産は土地・建物などで4億8,064万円、負債は浜松市等からの借入金などで1億3,900万円となりバランスシートは次のようになっています。

平成31年3月31日現在

資産　4億8,064万円	負債　1億3,900万円
会社の財産 1　流動資産　1億3,100万円 （現金・預金ほか） 2　固定資産　3億4,964万円 （建物・土地ほか）	1　流動負債　3,016万円 （未払金ほか） 2　固定負債　1億884万円 （長期借入都市開発資金ほか）
	純資産　3億4,164万円
	これまでの事業利益など 1　資本金　2億5,000万円 2　利益剰余金　9,164万円

資産	＝	負債	＋	純資産
4億8,064万円		1億3,900万円		3億4,164万円

（メモ）

負債の2固定負債のうち、長期借入都市開発資金とは、浜松市、静岡県からの長期借入金です。

 資産や負債を表すバランスシートをわかりやすく解説してください

資産と負債との関係はどうなっていますか

平成30年度末の資産の部合計は4億8,064万円となっています。これに対し、負債の部合計は1億3,900万円となっており、資産が負債を上回っている状況です。

 29年度と30年度とを比べるとどういうことがわかりますか

資産

資産は12万円の増となっています。

これは、主に長期修繕積立金などの固定資産の増によるものです。

負債

負債は459万円の減となっています。
これは、主に長期借入都市開発資金の減によるものです。

純資産

純資産は470万円の増となっています。
これは、繰越利益剰余金の増によるものです。

 バランスシートからなゆた浜北の財務内容は健全といえるのでしょうか

バランスシート上からは、流動資産が流動負債を大幅に上回り、また、固定負債が固定資産内に収まっていることから健全であるといえます。

 今後の会社の課題や健全財政への取り組みを、どのように考えていますか

テナント賃貸事業
平成21年度から「なゆた・浜北」の指定管理者として、入館者の増加と施設内での安全確保、自主事業の実施によるなゆた・浜北駅前広場のにぎわい創出等に努めてまいりました。平成28年10月に浜北区役所がなゆた・浜北施設内に移転し、指定管理事業を終了しましたが、今後も引き続き積極的な事業展開を図り、地域社会に貢献できる施設運営に努めてまいります。
不動産賃貸事業につきましては、平成31年3月31日現在において1区画の空室があり、年間稼働率は94.3％となりましたが、積極的な営業活動により、店舗稼働率の向上を図ります。

借入金の返済
平成23年度から長期借入金の返済が始まりました。令和元年度の一括返済を目指し、今後は収益の確保と一層の低コスト化による内部留保に努め、財務体質の強化を図ります。

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