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更新日:2023年10月13日
黒字経営です。財団の運営は、主に入園料収入等によって賄っています。平成25年度の収支決算では次期繰越収支差額(正味財産期末残高)は約170,000千円であり、黒字経営をしています。この収支差額は財団の運営管理や事業の費用に充てられています。
当財団が管理している土地や建物、備品等はリース資産や一部の固定資産を除き、ほとんどが市の所有となっております。
(平成26年3月31日現在)
また財団に借入金はありません。資産は事業資金の預金や未収金、基本財産等の運用資産であり、負債は維持管理等事業に係る未払金や退職給付引当金等で、バランスシートは次のようになっています。
平成26年3月31日現在
資産 417百万円 |
負債 247百万円 |
---|---|
公社の財産 1 流動資産 283百万円 2 固定資産 (1)基本財産 55百万円 (2)特定資産 70百万円 (3)その他固定資産 9百万円 |
これからの負担 1 長期借入金 0百万円 2 退職給付引当金 135百万円 3 未払金等 112百万円 |
正味財産 170百万円 |
|
これまでの事業利益など 1 指定正味財産 55百万円 2 一般正味財産 115百万円 |
資産 |
= |
負債 |
+ |
正味財産 |
417百万円 |
|
247百万円 |
|
170百万円 |
(メモ)
平成25年度末の財団の資産は4億1,700万円。これに対して負債は2億4,700万円となっており、資産が負債を上回っています。
また、正味財産は1億7,000万円で、今後も経営健全化を図り、財務体質の強化に努めてまいります。
資産
資産は3億1,900万円の減となっています。これは、指定管理者制度導入に向けた市整備の工事関係未払金を支出したことによる現金預金の減少によるものです。
負債
負債は3億6,300万円の減となっています。これは、工事関係未払金や退職給付引当金の減少によるものです。
正味財産
正味財産は、4,400万円の増となっています。これは、資産から負債を引いたものです。
企業の資本金にあたる指定正味財産(55,000千円)を除いた一般正味財産は115,000千円であり、健全ですが更に確固たる財政基盤とすべく、今後においては、入園料、売店売上、レストラン売上などの収益の増と、一層の経費の節減を図るとともに、ハードソフト両面で魅力ある施設づくりを進め、より健全な経営に努めてまいります。
今まで育ててきた花みどり振興財団の財産である、花木をより魅力的に提供するため、大型イベントの開催や情報発信の強化により集客に努めます。
市行政経営計画などに基づき、運営の基本方針を定め、事業を推進してまいります。今後当財団は平成25年度からの舘山寺総合公園の指定管理者として引き続き風格ある園づくりに努めるとともに、様々な改革を実行してまいります。季節毎の花の充実度や満足度に応じて入園料を設定する「変動料金制」の導入や花育活動の一環でもある「公園福祉事業」への積極的取り組み、花売店の充実による「花の道の駅」設置による地域振興事業等を推進することで更に顧客満足度を高めてまいります。
近隣の類似施設に劣らないフラワーパークにしかない魅力ある独自性の強いイベントの企画運営を通じ、園のオンリーワン化に努めてまいります。これにより財務面において、中長期の経営健全化を積極的に推進いたします。
★フラワーパークの魅力
チューリップの植栽を例年の倍である50万球に増加させ、1,300本の桜との競演により「世界一美しい桜とチューリップの庭園」をキャッチフレーズに、園の目玉づくりと魅力創出にも努めてまいります。この他、「花しょうぶ・アジサイまつり」をはじめ、今後は「全国有数のフジの庭園」を目指して今まで以上に多くの皆さんに楽しんでもらえるよう努めてまいります。
★浜名湖周辺地域の活性化に向けた活動に引き続き取り組みます
平成26年3月21日よりフラワーパーク等を会場に開催された「浜名湖花博2014」では、浜名湖周辺の活性化に寄与することができました。今後も周辺観光施設や関係機関と連携し、地域の観光振興に貢献するとともに、公益財団法人として市民・地域の生活に潤いと安らぎを与える事業の推進にも力を入れてまいります。
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