水道事業（平成23年度）1

どんな目的でいつ設立されたのですか

浜松市の水道事業は皆さんの日常生活に欠かせない水を安心して利用していただくための事業を行っています。
浜松市は昭和2年8月9日に国の認可を得て、昭和4年4月1日から工事を始め、昭和6年2月1日に給水を開始しました。第2次世界大戦の戦災により配水管などに損害を受けましたが、昭和24年に一応の復旧工事を終了しました。その後、水需要の増加に伴い拡張工事を進め、現在は平成20年3月に認可された第5次上水道布設事業を進めています。
この間、昭和37年には浜名郡雄踏町、舞阪町及び旧可美村を給水区域に含めました。また、平成12年3月31日までに158の簡易水道組合との統合をしました。さらに、未普及地域の解消に向け、平成13年度から3箇年計画で滝沢町・鷲沢町の水道整備を進めました。
平成17年7月1日には天竜川・浜名湖地域の12市町村が合併し、企業会計で実施している旧浜北市、旧天竜市、旧細江町、旧引佐町、旧三ヶ日町の2市3町の水道事業を引継ぎ、新浜松市の水道事業としてスタートしました。

どんな仕事をしているのですか

安心して飲める水の管理

浄水場では皆さんが安心して水道水が利用できるよう、施設の維持管理を24時間体制で行っています。また、水質の検査は毎日実施しています。

配水管の整備、維持管理

水道水を皆さんに安定して供給するために、配水管の整備を行っています。また、将来の水需要に対応するための取水施設、配水施設を整備しています。このほか、配水管の漏水修繕についても、応急対応ができるようにしています。

耐震化の推進

震災発生時にできるだけ早く応急復旧ができるように、重要な水道管路から優先して地震に強い水道管路に入れ替えをしています。

事務所はどこで代表者はだれですか

浜松市上下水道部住吉庁舎は、浜松市中区住吉五丁目13番1号です。この他、浜北上下水道課、天竜上下水道課、引佐上下水道課等があります。
代表者は、鈴木勲　浜松市水道事業及び下水道事業管理者です。

企業の運営方法や予算は誰が決めるのですか

浜松市水道事業及び下水道事業管理者が、企業会計としての水道事業の運営方針を決め、予算の原案を作成します。これを議会に提案して議決され最終決定となります。予算には、公営企業としての当該事業年度における業務の予定量並びにこれに関する収入及び支出の大綱を定めています。

予算など他に誰かがチェックをしますか

浜松市長は、浜松市水道事業及び下水道事業管理者が作成した予算の原案に基づいて、当該事業年度の水道事業会計の予算案を調製し、年度開始前に議会に提出し、議決を経ます。また、監査委員による現金出納検査を毎月受けており、計理状況は毎月市長へ報告しています。決算についても監査委員の審査を受けます。決算はその後、議会の認定を受けます。