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更新日:2025年4月25日
病院事業会計のうち、浜松医療センターにおいては、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けたものの、令和4年度決算で4億2,149万円の黒字になりました。浜松市リハビリテーション病院においては、平成26年度の新病院建設による減価償却費の負担により赤字決算が続いていましたが、令和元年度に黒字に転じており、令和4年度決算で6,479万円の黒字になりました。浜松市国民健康保険佐久間病院においては、過疎化等に伴う患者数減少の影響になどにより、厳しい経営状況が続いておりますが、令和4年度決算で9,059万円の赤字となりました。
3つの病院を合わせた病院事業全体の資産は489億7,320万円、負債は344億9,870万円、資本は144億7,450万円となっており、詳しくは次のとおりです。
(1)浜松医療センター
令和5年3月31日現在
資産 393億964万円 |
負債 281億8,055万円 |
---|---|
1 固定資産 (1)有形固定資産 263億9,144万円 (2)無形固定資産 536万円 (3)投資 2億8,507万円 2 流動資産 126億2,777万円 |
1 固定負債 173億4,951万円 2 流動負債 102億716万円 3 繰延収益 6億2,388万円 |
資本 111億2,909万円 |
|
1 資本金 29億6,608万円 2 剰余金 (1)資本剰余金 14億7,200万円 (2)利益剰余金 66億9,101万円 |
資産 |
= |
負債 |
+ |
資本 |
393億964万円 |
|
281億8,055万円 |
|
111億2,909万円 |
(2)浜松市リハビリテーション病院
令和5年3月31日現在
資産 74億237万円 |
負債 50億941万円 |
---|---|
1 固定資産 (1)有形固定資産 61億6,759万円 (2)無形固定資産 133万円 (3)投資 1億7,069万円 2 流動資産 10億6,276万円 |
1 固定負債 43億3,741万円 2 流動負債 5億7,020万円 3 繰延収益 1億180万円 |
資本 23億9,296万円 |
|
1 資本金 5,669万円 2 剰余金 (1)資本剰余金 24億8,063万円 (2)欠損金 1億4,436万円 |
資産 |
= |
負債 |
+ |
資本 |
74億237万円 |
|
50億941万円 |
|
23億9,296万円 |
(3)浜松市国民健康保険佐久間病院
令和5年3月31日現在
資産 22億7,535万円 |
負債 13億2,290万円 |
---|---|
1 固定資産 (1)有形固定資産 15億1,797万円 (2)無形固定資産 21万円 (3)投資 3,837万円 2 流動資産 7億1,880万円 |
1 固定負債 5億4,141万円 2 流動負債 2億5,729万円 3 繰延収益 5億2,420万円 |
資本 9億5,245万円 |
|
1 資本金 6億1,723万円 2 剰余金 (1)資本剰余金 1億6,864万円 (2)利益剰余金 1億6,658万円 |
資産 |
= |
負債 |
+ |
資本 |
22億7,535万円 |
|
13億2,290万円 |
|
9億5,245万円 |
(1) 浜松医療センター
資産
資産は130億6,838万円の増となっています。
これは、主に新病院の整備に伴う有形固定資産や一時的な現金預金の増加によるものです。
負債
負債は126億4,689万円の増となっています。
これは、主に新病院の整備に伴う企業債や未払金の増加によるものです。
資本
資本は4億2,149万円の増となっています。
これは、主に利益剰余金の増加によるものです。
(2) 浜松市リハビリテーション病院
資産
資産は1億6,694万円の減となっています。
これは、主に有形固定資産の減少によるものです。
負債
負債は2億3,174万円の減となっています。
これは、主に企業債の償還に伴う固定負債の減少によるものです。
資本
資本は6,480万円の増となっています。
これは、主に欠損金の減少によるものです。
(3)浜松市国民健康保険佐久間病院
資産
資産は9,552万円の減となっています。
これは、主に有形固定資産の減少によるものです。
負債
負債は493万円の減となっています。
これは、主に企業債の償還に伴う固定負債の減少によるものです。
資本
資本は9,059万円の減となっています。
これは、主に利益剰余金の減少によるものです。
バランスシートから病院事業の財務内容は健全といえるでしょうか
3つの病院を合わせた病院事業全体の利益剰余金は67億1,323万円となっており、財務内容は健全であるといえます。
一方、企業債借入金が多額の残高となっており、将来の財政負担となることが課題です。
少子・高齢化が急速に進展するなか、保健医療システム、診療報酬体系、医療保険制度といった医療制度改革が進められるとともに、新型コロナウイルス感染症の影響により、医療を取り巻く環境が大きく変化しています。
このような中、公立病院としての使命を果たしていくとともに、効率的な経営を目指し、多様化・高度化する市民の医療ニーズに対応した安全・安心な医療を提供してまいります。
浜松医療センター、浜松市リハビリテーション病院及び浜松市国民健康保険佐久間病院について、詳しくお知りになりたい方は、
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