緊急情報
ここから本文です。
更新日:2023年4月3日
病院事業会計のうち、浜松医療センターにおいては、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けたものの、令和3年度決算で12億3,160万円の黒字になりました。浜松市リハビリテーション病院においては、平成26年度の新病院建設による減価償却費の負担により赤字決算が続いていましたが、令和元年度に黒字に転じており、令和3年度決算で4,201万円の黒字になりました。浜松市国民健康保険佐久間病院においては、過疎化等に伴う患者数減少の影響になどにより、厳しい経営状況が続いておりますが、令和3年度決算で1億3,657万円の黒字となりました。
3つの病院を合わせた病院事業全体の資産は約361億7,157万円、負債は約220億9,276万円、資本は約140億7,881万円となっており、詳しくは次のとおりです。
(1)浜松医療センター
令和4年3月31日現在
資産 262億4,126万円 |
負債 155億3,366万円 |
---|---|
1 固定資産 (1)有形固定資産 194億867万円 (2)無形固定資産 592万円 (3)投資 3億1,447万円 2 流動資産 65億1,220万円 |
1 固定負債 100億8,488万円 2 流動負債 48億405万円 3 繰延収益 6億4,473万円 |
資本 107億760万円 |
|
1 資本金 29億6,608万円 2 剰余金 (1)資本剰余金 14億7,200万円 (2)利益剰余金 62億6,952万円 |
資産 |
= |
負債 |
+ |
資本 |
262億4,126万円 |
|
155億3,366万円 |
|
107億760万円 |
(2)浜松市リハビリテーション病院
令和4年3月31日現在
資産 75億6,931万円 |
負債 52億4,115万円 |
---|---|
1 固定資産 (1)有形固定資産 63億7,567万円 (2)無形固定資産 160万円 (3)投資 1億8,463万円 2 流動資産 10億741万円 |
1 固定負債 45億6,730万円 2 流動負債 5億6,379万円 3 繰延収益 1億1,006万円 |
資本 23億2,816万円 |
|
1 資本金 5,669万円 2 剰余金 (1)資本剰余金 24億8,063万円 (2)欠損金 2億916万円 |
資産 |
= |
負債 |
+ |
資本 |
75億6,931万円 |
|
52億4,115万円 |
|
23億2,816万円 |
(3)浜松市国民健康保険佐久間病院
令和4年3月31日現在
資産 23億7,087万円 |
負債 13億2,783万円 |
---|---|
1 固定資産 (1)有形固定資産 15億9,451万円 (2)無形固定資産 21万円 (3)投資 4,261万円 2 流動資産 7億3,354万円 |
1 固定負債 5億8,847万円 2 流動負債 1億9,128万円 3 繰延収益 5億4,808万円 |
資本 10億4,304万円 |
|
1 資本金 6億1,723万円 2 剰余金 (1)資本剰余金 1億6,863万円 (2)利益剰余金 2億5,718万円 |
資産 |
= |
負債 |
+ |
資本 |
23億7,087万円 |
|
13億2,783万円 |
|
10億4,304万円 |
(1) 浜松医療センター
資産
資産は58億8,169万円の増となっています。
これは、主に新病院の整備に伴う有形固定資産や一時的な現金預金の増加によるものです。
負債
負債は46億5,007万円の増となっています。
これは、主に新病院の整備に伴う企業債や未払金の増加によるものです。
資本
資本は12億3,162万円の増となっています。
これは、主に利益剰余金の増加によるものです。
(2) 浜松市リハビリテーション病院
資産
資産は1億6,975万円の減となっています。
これは、主に有形固定資産の減少によるものです。
負債
負債は2億1,176万円の減となっています。
これは、主に企業債の償還に伴う固定負債の減少によるものです。
資本
資本は4,201万円の増となっています。
これは、主に欠損金の減少によるものです。
(3)浜松市国民健康保険佐久間病院
資産
資産は639万円の増となっています。
これは、主に流動資産の増加によるものです。
負債
負債は1億3,018万円の減となっています。
これは、主に未払金の減少によるものです。
資本
資本は1億3,657万円の増となっています。
これは、主に利益剰余金の増加によるものです。
バランスシートから病院事業の財務内容は健全といえるでしょうか
3つの病院を合わせた病院事業全体の利益剰余金は63億1,754万円となっており、財務内容は健全であるといえます。
一方、企業債借入金が多額の残高となっており、将来の財政負担となることが課題です。
少子・高齢化が急速に進展するなか、保健医療システム、診療報酬体系、医療保険制度といった医療制度改革が進められるとともに、新型コロナウイルス感染症の影響により、医療を取り巻く環境が大きく変化しています。
このような中、公立病院としての使命を果たしていくとともに、効率的な経営を目指し、多様化・高度化する市民の医療ニーズに対応した安全・安心な医療を提供してまいります。
浜松医療センター、浜松市リハビリテーション病院及び浜松市国民健康保険佐久間病院について、詳しくお知りになりたい方は、
からご覧いただけます。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください