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更新日:2023年4月13日

浜松市財政の概要4-2

浜松市財政の概要/4 財政指標による市財政状況の分析 [2]

(4) 財政指標による市財政状況の分析

[2] 市債残高

市債残高の推移

市債残高の推移にのグラフ

(内訳は資料編参照

《市債残高の現状》市債残高は前年比△85億円

  • 所要の事業量を確保しつつ、市債の借入額を元金償還額以下に抑制することで、 プライマリーバランスを維持した。その結果、総市債残高は5,632億円(前年比△85億円)となった。

市債残高の状況(単位:億円)

区分

17年度末
残高A

18年度

プライマリーバランス
D=B-C

18年度末
残高A-D

元金償還 B

借入C

一般会計

3,122

293

228

65

3,057

特別会計

177

15

6

9

168

企業会計

2,418

115

104

11

2,407

合計

5,717

423

338

85

5,632

用語の解説
プライマリーバランス…市債借入額と市債の償還額(元金と利子)とを比較した基礎的財政収支。本市ではより厳しい条件である元金償還と比較している。元金と比較した場合、黒字額の分だけ市債残高が減少する

  • 浜松市では、中期財政計画を策定し、一般会計市債残高の管理を行ってきた 成果により、平成12年度以降市債残高を減少させてきた。平成17年度は、市町村合併により市債残高が増えたが、 新浜松市ベースでの中期財政計画を作成し、残高の削減に努めている。
  • 企業債残高は2,407億円で、前年度と比べて11億円の減少となっている。 一番大きな割合を占めるのが下水道事業であり、積極的に下水道の普及率を上げるために投資を行ってきた結果、 市債残高は1,904億円と大きくなっている。

下水道普及率の推移

下水道普及率の推移のグラフ
 

《市債残高にかかる他都市比較》資料編参照

  • 一般会計当初予算額に対する市債残高の割合は、1.15倍で、政令市平均の1.66倍を大きく下回っている。 なお、静岡市、新潟市と比較しても同程度である。
  • 一般、特別、企業の各会計の単純合算額に対する総市債残高の比率は0.98倍であり、政令指定都市のなかでもトップレベルである。

《起債残高にかかる評価と今後の方針》

  • 一般会計市債残高及び一般、特別、企業の各会計の合算額である総市債残高のいずれも、他の政令市との相対比較において適切な規模と考えられる。
  • しかし、市債については、予算編成段階から必要な事業にかかる起債であるかについて事業内容を精査し、発行を抑制していくことが大切である。 また、臨時財政対策債の残高が増加していることから、臨時財政対策債も市債であるという認識のもと、臨時財政対策債も含めた市債管理を行っている。
  • 下水道事業についても、中期財政計画に基づく市債管理によって、市債残高は今後減少していく見込みである。
  • 昨年度策定した中期財政計画の目標値(総市債残高5,000億円未満)に向けて、今後も市債を管理していく。

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浜松市役所財務部財政課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2274

ファクス番号:050-3730-0119

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