更新日:2018年3月23日
主要事業(144)
〈新規〉防潮堤整備に対する負担金
危機管理監危機管理課(電話:053-457-2537)
1 目的
静岡県第4次地震被害想定を踏まえ、津波による人的・物的被害を最小限にするため、浜松市沿岸域にレベル2津波高に対応した防潮堤を平成31年度末までに整備する。
2 背景
- 当初、静岡県は、防潮堤の施工高さを、静岡県第4次地震被害想定津波レベル1を超える高さへの対応として、一律13mの高さで整備していた。
- 防潮堤を一部高さ15mまでかさ上げする整備は、寄附者の意向であり、西区、南区の連合自治会長で構成される浜松市沿岸域防潮堤整備推進協議会を通じた地域の総意である。
- レベル2津波高に対応した防潮堤の一部かさ上げを含めた整備については、より大きな減災効果を有し、市民のさらなる安全安心を確保することから、静岡県と協議を重ねた結果、かさ上げにかかる整備費を市が受け持つこととした。
- 防潮堤の一部かさ上げ、資材・労務単価の高騰や基礎地盤の改良等により事業費は、(株)一条工務店グループからの寄附に本市津波対策事業基金への寄附を加えた額を上回り、総額337億4千万円となる見込み。
3 事業内容
静岡県と浜松市の役割分担に基づき、13mから15mまでのかさ上げ整備等に必要な経費を負担するもの
(1)本体工事 1,400,000千円
高さ13mから15mまでのかさ上げ整備
(2)防災林造成 940,000千円
かさ上げに伴う斜路、植栽整備等
(3)修景施設整備のうち拠点整備 200,000千円
市民の憩いの場となる4拠点の修景施設整備 柵、スロープ、上面の舗装等
4 総事業費 2,540,000千円
(1)平成30年度事業費 1,110,000千円(財源:基金繰入金 1,110,000千円)
※津波対策事業1,960,543千円の一部
- 負担金補助及び交付金 1,110,000千円(沿岸域防潮堤整備費負担金)
(2)債務負担行為
- 事項 浜松市沿岸域防潮堤整備費負担金
- 期間 平成30年度から平成31年度まで
- 限度額 1,430,000千円
