更新日：2018年3月23日

主要事業(16)

◇ 平成30年度当初予算の主要事業

浜松版アーツカウンシル事業

【この事業のお問い合わせ】

• 市民部創造都市・文化振興課(電話:457-2417)

1　目的

浜松版アーツカウンシルとしての中間支援組織を設置することにより、文化活動がもたらす効果を観光振興、教育、福祉等に波及させ、文化活動の経済的自立及び地域課題解決に向けた活用を目指す。
※アーツカウンシルとは高い専門性を持つスタッフが、芸術文化の振興を目的に、各種芸術文化に対する支援を行う機関

2　背景

• 国が示す「文化芸術の振興に関する基本的な方針」において、文化芸術の持つ創造性を地域振興、観光・産業振興等に活用し、地域課題の解決に取り組む活動を支援することが求められている。
• 文化芸術部門の専門人材を起用し地方公共団体によるアーツカウンシルの設置など文化政策の推進体制の強化を目指す文化庁の支援方針が示されている。
• 都市の将来像である「創造都市・浜松」の実現を目指すために、アーツカウンシル設置により、文化団体などの市民団体が自立的で活発な活動の継続を目指す。

3　事業内容

音楽に留まらない文化活動活性化を目指し、本市の文化活動の現状把握のための基礎調査及び現状分析を行うことで、浜松市の文化活動の活性化させる支援スキームを構築する。

(1) 中間支援組織の運営

専門人材としてのプログラムディレクター（菱沼妙子氏）及びプログラムオフィサーを登用し、浜松市文化振興財団の役割である中間支援機能の強化にむけて、財団内組織として運営

(2) 支援対象団体の基礎調査及び現状分析

市が支援基準及び支援内容を策定するための現状の支援対象団体の基礎調査及び現状分析を行うとともに、課題解決策を検討

(3) 支援事業の企画検討

市民が主体となって展開する創造的活動や文化芸術活動を支援する事業の検討

(4) リーディング事業の企画検討

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の文化プログラムを見据え、本市に相応しい文化事業の展開に向けた実施計画の立案

4　事業費　29,811千円

• 委託料　29,811千円（中間支援組織の運営及び支援対象団体の基礎調査及び現状分析等）