更新日：2017年3月24日

主要事業(46)

◇ 平成29年度当初予算の主要事業

保育所等利用待機児童の解消

【この事業のお問い合わせ】

• こども家庭部幼児教育・保育課(電話:053-457-2118)

1 目的

保育需要の高まりに応じ、保育所定員拡大などの取り組みを実施しているが、依然として保育所等の待機児童は解消されていない状況であることから、様々な待機児童解消施策を行う。

2 背景

• 核家族化の影響や女性の就労傾向の高まりなどから、保育需要は増加傾向にある
• 平成28年4月1日現在の保育所等利用待機児童数214人
  （保育所等利用待機児童数の推移　平成27年：407人、平成26年：315人、平成25年：269人）

3 保育所等利用待機児童解消の具体的施策

(1) 保育所等の整備

私立保育所等施設整備費助成事業　1,231,899千円

• 創設、増改築等により、平成30年4月に定員850人増
• 財源：国2/3、市1/12、法人1/4

(2) 認証保育所の利用者に対する助成

認証保育所利用者助成事業　90,960千円（17か所、延4,548人）

(3) 私立幼稚園が実施する幼稚園型一時預かり事業等の推進

私立幼稚園教育振興助成事業の一部

ア　幼稚園型一時預かり事業費補助金　63,827千円

• 幼稚園型一時預かり事業を実施する私立幼稚園等35園に対する補助金
• 財源：国1/3、県1/3、市1/3

イ　私立幼稚園教育振興等事業費補助金（預かり保育分）4,000千円

• 預かり保育を実施する私立幼稚園40園に対する補助金

(4) 市立幼稚園における幼稚園型一時預かり事業の実施

• 市立幼稚園18園において、降園後16時30分まで実施
• 早朝預かりや16時30分以降の預かりは、幼稚園ごとの保護者ニーズ等を踏まえて実施

4 保育所等利用待機児童数等推移（各年度4月1日現在、平成29年度の入所児童数は見込み）

○平成29年度の定員増　1,445人（平成28年：12,711人→平成29年：14,156人）
（待機児童解消に繋がる定員増　1,329人　下記※）

(1) 特定教育・保育施設（認定こども園、保育所、新制度の幼稚園）

ア　平成28年度→平成29年度定員増加の内訳

• 13,310人（平成28年：12,160人）　1,150人増
  

  施設整備による待機児童解消に繋がる定員増 1,100人増※
  （内訳：創設7園 880人増、増改築等6園 220人増）
  施設整備による鹿島保育園の民営化代替園創設 80人増
  施設整備を伴わない定員改正による定員増 30人増
  民営化に伴う篠原保育園の廃園 60人減

イ　平成29年度→平成30年度定員増加の見込み

• 14,160人（平成29年：13,310人）　850人増
  施設整備による待機児童解消に繋がる定員増 850人増
  （内訳：創設6園 660人増、増改築等4園 190人増）

(2) 特定地域型保育事業（小規模保育事業、事業所内保育事業）

ア　平成28年度→平成29年度定員増加の内訳

• 846人（平成28年：551人） 295人増
  新規開設等による待機児童解消に繋がる定員増 229人増※
  （内訳：新設13施設 199人増、定員増 30人増）
  認可外保育施設からの移行による定員増 66人増