更新日:2016年3月24日
主要事業(66)
◇ 平成28年度当初予算の主要事業
自殺対策推進事業
【この事業のお問い合わせ】
- 健康福祉部健康医療課(電話:053-453-6178)
- 健康福祉部精神保健福祉センター(電話:053-457-2709)
1 目的
浜松市の自殺者減少を図るため、相談体制を充実するとともに自殺リスクの高い人への支援を強化する。また、医療機関や警察など関係機関との連携を密にすることにより自殺対策を推進する。
2 背景
- 国内の自殺者数は平成22年以降減少を続けている
浜松市でも減少傾向で推移していたが、平成26年に限り増加に転じている
「厚生労働省人口動態統計より(平成22年157人、平成25年134人、平成26年146人)」
- 平成27年8月に公表された内閣府の自殺対策白書では、若年層無職者は自殺死亡率が極めて高いが、自ら行政機関等に支援を求めることが少なく、支援の必要な人の掘り起こしやアウトリーチによる支援を高めていくことが重要であると報告された
3 事業内容
(1)自殺対策における多職種連携支援事業 2,000千円(健康医療課)
- 法律家や精神保健福祉士をはじめとした多職種による研修会等を開催
- 関係者の連携による自殺のハイリスク者に対する支援を推進
(2)中山間地域訪問相談支援事業 13,359千円(精神保健福祉センター)
- 医療・福祉等の社会資源が少ない中山間地域において、訪問相談支援や居場所づくりのためのグループ活動を推進
- 特に相談件数が少ない春野地域におけるグループ活動の拠点づくりに対する重点支援
(3)子どものこころの健康づくり事業 2,217千円(精神保健福祉センター)
- 思春期前の小学4年生を対象とした、臨床心理士等の派遣によるストレスに関する指導
- 中学校教職員を対象とした中学生のこころの不調を早期に発見するための研修会の開催
(4)その他 13,330千円(精神保健福祉センター)
- 在住外国人に対するメンタルヘルス相談
- 「いのち」に関するメッセージの募集や冊子、ラジオ番組等による紹介 など
4 事業費 30,906千円(財源:国 1,571千円、県 14,076千円)
- 委託料 25,805千円(中山間地域自殺対策訪問相談事業委託料 など)
- 報償費 2,549千円(子どものこころの健康づくり事業にかかる講師謝礼 など)
- その他 2,552千円
