更新日:2025年3月31日
当初予算案のポイント
3 当初予算案のポイント
平成26年度当初予算編成は、戦略計画2014の基本方針を踏まえ、次世代に対して責任をもって「ツナグ」ということを意識した編成といたしました。
1 次世代に「ツナグ」 ~ 次世代と「ツナグ」架け橋を築く ~
(1) 浜松市総合計画「浜松市未来ビジョン」の策定
浜松市総合計画推進事業 9,071千円
未来デザイン会議を中心に、27年度からの新・総合計画(浜松市未来ビジョン)を策定
(2) 次世代を担う子どもの育成
保育所待機児童の解消
- 民間保育所施設整備助成事業 795,108千円
創設4(うち株式会社1)、増改築2により、平成27年4月に定員540人増
- (新規)認定こども園への移行支援事業 100,320千円
私立幼稚園の長時間の預かり保育実施に係る施設整備や運営経費に対する助成
(新規)「保育サービス相談員」の配置 25,000千円
- 各区役所への「保育サービス相談員」配置による、保護者の相談窓口の充実
(新規)小学校教諭英語指導力向上事業 6,412千円
英語指導の中核となる教諭の指導力向上に向けた、留学による語学指導力強化(16人、4週間)
(3)エネルギー対策
新エネルギー推進事業 544,173千円
- 小中学校への太陽光発電システム及び蓄電池設置(9校程度)
- 創エネ・省エネ・蓄エネ型住宅の推進に係る助成
太陽光発電システム(2,500件)、蓄電池(50件)、
コージェネレーションシステム(燃料電池 70件、ガスエンジン 30件)、
HEMS(エネルギーマネジメントシステム)(100件)
省エネルギー改修推進事業 199,005千円
- 市有施設LED照明一括導入(15施設)、省エネ改修(10施設程度)など
(4)防災・減災対策の強化
津波対策事業 1,163,050千円
- 防潮堤整備に係る土砂確保など 1,066,748千円
- 津波避難施設の整備 77,787千円
津波避難マウンドの整備に係る設計・測量
津波避難タワー備蓄品収納箱、津波避難施設無電源開錠キーボックスの設置
- 津波災害時の情報通信確保対策 10,518千円
津波避難カメラへの非常用電源(蓄電池)、通信回線の確保
- 排水機場、樋門耐震化調査 4,600千円
危機管理体制の強化
- 地域防災無線整備事業 662,165千円
- 消防・救急無線デジタル化事業 279,261千円
吊り天井等の落下防止対策
- 学校施設(体育館、武道場など) 1,030,953千円(改修工事)
- 一般公共施設(浜松アリーナなど) 77,000千円(調査・実施設計)
(5)持続可能な都市経営の推進
将来に向けたまちづくり戦略の検討
人口減少・高齢者社会や大規模災害への対応など、まちづくり戦略の検討
- 都市計画マスタープランの見直し 5,000千円
- 市街化調整区域における開発許可制度の運用基準の見直し 6,000千円
資産の適正管理
- 遊休資産の民間包括委託による売却、借地購入など 1,608,012千円
- 再配置計画、廃止計画に伴う施設解体経費 531,316千円
長寿命化対策
事後保全から予防保全への転換による、施設等の延命化や将来的な費用の軽減
- 公共建築物の長寿命化 1,000,000千円
屋上防水16施設、外壁19施設、空調16施設
- 橋りょう(4橋)の長寿命化 200,000千円
2 世界と「ツナグ」 ~ 世界と「ツナグ」未来を創造 ~
(1)創造都市・浜松の推進
創造都市の推進 10,302千円
「ユネスコ創造都市ネットワーク(音楽分野)」への加盟、他都市との連携・交流
みんなのはままつ創造プロジェクト 50,526千円
市民活動団体や民間企業等の創造的な取り組みに対する助成(50件程度)
音楽文化発信・交流事業 96,671千円
- 浜松世界青少年音楽祭、静岡国際オペラコンクールの開催
- 浜松国際ピアノコンクール(第9回大会)の開催準備
- ボローニャ市(イタリア)、札幌市との音楽文化都市交流
(2) ものづくり産業の海外進出支援
(新規)JETRO(日本貿易振興機構)浜松貿易情報センター負担金 5,000千円
海外ビジネス展開支援事業 35,848千円
- (新規)「アセアンサポートデスク」の設置 11,500千円
現地及び国内での相談、現地調査や法人設立手続きの支援など
- (新規)アセアン地域レンタルオフィス賃料に対する助成 3,000千円
補助率 1月2日、補助上限額 300千円(50千円/月×6ヶ月)
- (新規)インドネシア及びベトナム政府機関との連携協定の締結 3,186千円
- 海外販路開拓支援事業 12,382千円
国際的な見本市に市内中小企業と共に出展し、販路開拓を支援
(新規)農林水産分野における海外販路開拓事業 5,970千円
- 新潟市との連携による、ロシアへのみかん、ガーベラ等の輸出支援
- 台湾ほか、アジア地域へのみかんやお茶等の加工品のトップセールスを展開
(3)インバウンド戦略の更なる推進
インバウンド推進事業 20,957千円
瀋陽市、杭州市、台北市でのセールス事業や誘客プロモーション、施設内案内表示の多言語化など受入環境整備の支援
3 人を「ツナグ」 ~ 人を「ツナグ」未来を創造 ~
(1) 市内交流の促進
(新規)まち・むらリレーション事業 4,093千円
- 「ソラモ」、「キタラ」における中山間地域フェアの開催、交流イベントやワークショップなど
浜松山里いきいき応援隊 15,498千円
- 最長3年間、都市の若者が中山間地域活性化の新たな担い手として活動
(2) 市民協働によるまちづくりの推進
市民協働推進事業 6,131千円
- 浜松地域人づくり大学事業
大学生等対象のチェンジメーカー養成講座の開催など
- (新規)学生ボランティアネットワーク構築事業
(新規)地区コミュニティ振興モデル事業 16,104千円
- 自治会などによる「地区コミュニティ協議会」及び「コミュニティ振興交付金」をモデル導入(2地区)
(新規)地域福祉計画リーディングプロジェクト推進事業 2,800千円
- 地区社協へのコミュニティソーシャルワーカー配置による運営支援など
(新規)ささえあいポイント事業 11,480千円(介護保険事業特別会計)
介護施設でのボランティア活動による、高齢者の生きがいづくり・介護予防の推進
(新規)災害時要援護者支援システム導入事業 18,027千円
災害時における高齢者、障害者など要援護者に対する、自助・共助による避難支援
(3)近隣地域との交流
徳川家康公顕彰400年記念事業 26,500千円
平成27年の徳川家康公薨去400年に当り、浜松市、静岡市及び岡崎市の3市3商工会議所、静岡県が連携して実施
- 出世の街はままつプロジェクト(実行委員会)による、家康公立体しかみ像や三方原合戦ジオラマの製作など
シティプロモーション事業 74,939千円
家康公顕彰400年記念事業と連動し、「出世の街 浜松」をPR
4 その他事業
(1) 子どもを生み育てられる環境づくり
(新規)一般不妊治療費助成事業 28,350千円
特定不妊治療(体外受精、顕微授精)に加え、一般不妊治療(人工授精)に対し助成
生徒指導事業 112,270千円
- スクールソーシャルワーカー1人増員による、支援体制の強化
(拠点校配置7人、事務局配置1名)
- スクールカウンセラー6人工増による、カウンセリング機会の確保(56人工)
教育指導支援員等配置事業 416,422千円
- 発達支援教育指導員、スクールヘルパーについて、13人増員(168人)
- 幼稚園教育指導支援員について、障害児在籍学級サポーターなど11人増(155人)
(2) いじめ問題への対応
いじめ問題対策連絡協議会事業 63千円
- 学校、児童相談所、警察、民生委員などで構成する連絡調整会議の設置
教育相談推進事業 15,444千円
- 小4から中3までを対象としたいじめに関する児童生徒実態調査の実施
- 児童生徒の書き込み頻度の高いSNSサイト等に対するネットパトロールの実施
(3) 就労支援体制の強化
(新規)生活困窮者自立促進支援モデル事業 30,000千円
- 生活困窮者の相談及びニーズに応じた支援計画の策定・実施
- 一般就労に必要な知識、技能習得に係る生活訓練等の実施
求職者就労支援事業(パーソナル・サポート・センター事業) 72,000千円
相談から就労・就職、自立へと結びつける個別伴走型の就職活動支援
(4) 健康づくりの推進
(新規)ロコモーショントレーニング事業 5,220千円(介護保険事業特別会計)
椅子を利用したスクワット、片足立ちなどのトレーニングによる運動機能の改善
子宮頸がん、乳がん検診無料クーポン再配布事業 158,100千円
(5) (新規)社会保障等制度改正対応事業 414,104千円
社会保障と税の一体改革や関連する法改正(マイナンバー法)等に伴うシステム構築
(6) 花博記念事業 21,920千円
「浜名湖花博2014」の開催に伴う負担金、「はままつ花と緑の物語」募集など
(7) 公共施設等の整備・改修
二俣協働センター・天竜図書館改修事業 170,069千円
エレベーター設置、空調改修及びユニバーサルデザイン化工事
音楽練習室・楽器保管庫の整備 72,219千円
- 福祉交流センター、勤労会館、雄踏文化センター、浜北文化センター
- 27年3月末のはまホール閉館に伴う機能代替
新清掃工場整備事業 350,615千円
新清掃工場整備に向けた、環境影響調査やアクセス道路測量設計など
浜松駅周辺改良事業 34,040千円
- 相生板屋線(アクトシティ南側)の歩道改良、バス乗降場設置など
新・ものづくり特区の活用による土地利用の推進(都田地区)
- 新・産業集積エリア整備事業(企業用地整備) 279,826千円
- 農業振興エリア整備事業(農地集約による農地の再整備) 2,564千円
小・中学校ほか整備事業 2,749,552千円(一部再掲)
- 小学校(実施設計2、工事3)、中学校(基本設計1、実施設計4)
- 中部中学校区小中一貫校(実施設計)
- 教育センター(工事)、雄踏学校給食センター(工事)
(8) 道路・街路・河川事業 20,549,630千円
- 市民からの小規模要望への対応 1,500,502千円
- 原田橋整備事業 1,442,000千円
- 阿蔵山高架橋整備事業 670,000千円
- 国直轄事業負担金 2,950,000千円
三遠南信自動車道(佐久間道路、青崩峠道路)整備など
(9) ノロウイルス対策事業 45,000千円
- 市立保育園、幼稚園、小・中学校、給食センターの給食・調理従事者等を対象としたウイルス検査の実施
