更新日：2021年3月24日

〈新規〉スマート林業推進事業

【この事業のお問い合わせ】

• 産業部林業振興課（電話：053-457-2159）

財源（その他）森林環境譲与税

目的

林道情報のデジタル化を進めることで災害の発生状況を早期に把握・対応するとともに、通行止め等の交通情報を住民に対し迅速に周知することにより、住民の安心・安全を図る。

背景

• 法面の状況等の路線情報が不足していることから、災害発生時には全て現地確認により状況を把握する必要があり、通行止め等の交通情報の周知に時間を要している。
• 国、県及び市道を管理する土木部の道路施設情報システムとの連携ができていない。

事業内容

市道等を管理する土木部の道路施設情報システムと連携した林道管理システムを構築する。

1　林道管理システム構築　3,300千円

（1）対象

林道全路線204路線（約700キロメートル）

（2）目的

林道に関する情報（地形・線形、橋梁等の構造物、河川、他路線との位置関係）の一元管理

（3）効果

土木部所管道路（国・県・市道）と同じシステム上で運用し、近接地域における災害発生時等の相互確認により、不通時の代替道路の迅速な調整が可能

2　マッピングGISデータ取得　6,700千円

（1）対象

主要16路線

（2）目的

車載カメラの360度撮影での全周囲情報（位置、路面、法面及び路肩等）取得による被災前の詳細情報の把握

（3）効果

レーザー測量の3次元データを活用した法面等の構造物のリモート計測による復旧工法の検討等の迅速化・省力化