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更新日:2026年9月7日

内山真龍(うちやままたつ)は遠江国豊田郡大谷村(浜松市天竜区大谷)に生まれました。
真龍は、病身の父親に代わり、21歳から大谷村の名主を勤めました。学問が好きだった真龍は、忙しい仕事のかたわら賀茂真淵(かものまぶち)に入門するとともに浜松の渡辺蒙庵(わたなべもうあん)、本居宣長(もとおりのりなが)の弟子の田中道麿(たなかみちまろ)にも学びました。
真龍は、本を読んで研究するだけでなく、実際に現地調査を行い、多くの本を書いています。真龍の82歳の生涯は、名主として大谷村の発展に尽くすとともに国学の研究、弟子の育成につとめました。
こうした真龍の業績を紹介するため、平成8年11月、真龍が生まれた大谷の地に内山真龍資料館を開館しました。
資料館では、真龍に関する書物、絵画、真龍の師弟に関するものなどを展示・公開しています。
下記の期間は、展示作品入れ替え作業のため臨時休館となります。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。
臨時休館日:令和8年8月31日(月曜日)~9月15日(火曜日)
内山真龍は賀茂真淵に入門し国学の研究に努めました。研究の集大成である地誌の『遠江国風土記伝』には、遠江国13郡下の郷名、村、山河、地図、古跡、石高などとともに口碑や伝説までもが記され、その完成までには実に10年に及ぶ歳月を費やしています。同書は門人や友人によって写本され、幕府の役人たちにも広まっています。明治以降4回も刊本になっており、現在でも遠江国の歴史を紐解く際の基本資料のひとつとなっています。そして、晩年73歳の時には、日本書紀の研究史とも言える『日本紀類聚解』15巻を完稿し、時の光格天皇に献上するという大きな仕事を成し遂げました。また、その生涯において23回もの旅をした記録や名主としての日常の生活などが記された自筆の『日記』が今日まで遺されており、当時の様子を窺い知ることができます。
本展では、これらの真龍が遺した書籍を通して、大谷村の名主の仕事を果たしながら、遠州地方の国学研究の中心的な存在であった真龍の業績を辿ってまいります。

令和8年9月16日(水曜日)~11月29日(日曜日)午前9時~午後5時
休館日/月曜日、火曜日、祝日
無料
遠江国風土記伝
真龍自筆日記
日本紀類聚解(写本)
出雲日記(清瀧寺本)
出雲風土記解くさぐさ
辞世和歌
令和8年10月30日(金曜日)14時00分~15時30分
内山真龍資料館ふれあい館和室
講師に坪井俊三氏(浜松市文化財保護審議会委員)をお迎えし「江戸時代の二俣村」と題した、現在に遺る絵図を通して当時の二俣村の様子を学ぶ講座を開催します。
無料
15名
9月16日(水曜日)9時から、直接または電話で内山真龍資料館へお申し込みください。(先着順)

内山真龍資料館(住所:浜松市天竜区大谷568番地、電話:053-925-4832)
午前9時~午後5時
月・火曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
常設展は無料、特別展は有料。
ただし、20人以上の団体の場合、1人につき所定観覧料の8割の額。