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更新日:2024年12月12日

2.浜松市の目指す教育(意見数28件)

提案1

3つのコンセプトは基本理念の「描く夢や未来の実現」の「実現」にあたるものであり、「夢や未来」を描くためのものがない。すべてのこどもが「夢や未来」を描くためのコンセプトを追加してはどうか。

質問13

すべてのこどもが「夢」や「未来」を描くための教育活動にかかわる取組(支援や指導、環境構成、援助等)は今回の計画のどの方針や施策で行うのか。方針Ⅰから方針Ⅲの中に、一つとして「夢」や「未来」という言葉が記載されておらず、「夢」や「未来」につながる、それらを描くための教育活動が位置付けられているようにも感じ取れない。

【市の考え方】その他

本計画の基本理念を「描く夢や未来の実現」と設定し、基本理念に基づいて、コンセプトや政策等を定めており、計画全体でこどもの夢や未来の実現を後押ししていきます。

 

要望14

「はじめに」または「理念」にあるべき、こどもへの強い理念が記されていない。前計画との間には、こども基本法が施行され、これまでの計画とは大きく異なることは明らかである。あらためて、こどもたちが浜松市でどんな風に育ってほしいか、浜松市にとって、こどもたちはどんな存在かをうたいあげてほしい。

【市の考え方】盛り込み済

こどもたちがどんな風に育ってほしいかについては、本計画における「目指すこどもの姿」として、お示ししています。

 

要望15

「国の方向性を踏まえ」とありますが、その言葉は削除してほしい。本市の現状を踏まえ、本市オリジナルで作ってほしい。

【市の考え方】その他

本計画は、教育基本法第17条第2項に基づく計画であり、策定にあたり国の教育振興基本計画を参酌することとなっています。

 

要望16

「描く夢や未来の実現」とありますが、私もこども時代に考えていた描く夢や未来は実現できていない。未来も大切だが、こどもたちが今を生き生きと送れることができるようにしたいと思う。基本理念に違和感がある。再度練り直しを希望する。

【市の考え方】その他

基本理念は描く夢や未来の実現に向かって行動していくものであり、今を大切に過ごすことにもつながると考えています。

 

質問14

人への信頼と組織への信頼は違ってくると思うのでその点についての考えを聞きたい。

質問15

「信頼・協働」についてである。今、他県で知事が大変な状況になっている。そこと関わってくるが「人や組織に信頼を置き」という言葉で言ってしまっていいのかということが疑問である。組織を信頼してくださいという形でとらえられてしまいがちで他県のような形になってしまうのではないか。

【市の考え方】その他

学校は地域内外の様々な人材や組織、団体等と連携しながら教育活動を行っており、お互いが信頼関係のもとに教育活動を行っていくことが大切であると考えています。また、「信頼・協働」は他者とのつながりや関わりの中で、こどもがお互いを信頼したり尊敬したりすることは大切であると考えるため、表記しています。

 

要望17

3つのコンセプトについて、素晴らしいキーワードが並べられているが、その具体的内容や達成を目指すレベルの表現が圧倒的に足りないので、加筆してほしい。今のままでは、結果がどうあれ、「目標を達成された」という甘い評価に落とし込まれてしまう。

【市の考え方】その他

計画の内容や成果指標に関するご意見として承ります。

 

質問16

「こどもたちを取り巻くそれぞれの立場の人が連携・協働し、こどもたちの描く夢や未来の実現に向けて取り組みます。」とあるが、専門の行政機関や医療・福祉・労働などと連携して第4次教育総合計画を作成しないのはなぜか。他市のように、教育と行政をつなぐ仕組みを作る予定はないか。

【市の考え方】その他

本計画は、市立幼稚園・学校における教育の振興に関する計画であるため、教育委員、学識経験者や学校、保護者、民間の代表者が参画する策定委員会で協議を行ってきました。専門機関等との連携については、今後明確にしてまいります。

 

質問17

本計画のコンセプトについて、「・・・物事を自分事としてとらえ・・・」の主語は何か?

【市の考え方】その他

主語は「こどもやこどもの成長を支える全ての人々」です。

 

提案2

「夢」や「未来」を描くコンセプトを「(2)本計画のコンセプト」に追加したらどうか。

その他11

知・徳・体の3つのバランスのとれたこどもの育成からも、第4次教育総合計画が、知や徳の部分だけでなく、体の部分まで考えられているところが、重要だと思う。コンセプトは国の方針に沿っていて分かりやすい。

【市の考え方】その他

ご意見として承ります。

 

提案3

『自己調整』との言葉は強制感を連想する。文面は長くなるが、自己調整の補足説明となっている、【こども自身が目標を立て、自分の行動を振り返り、評価しながら次の行動を決定していく様子】と直接記載するほうが、柔らかい表現で伝わると思う。

【市の考え方】その他

「自己調整」の説明を該当ページに掲載します。こどもや保護者へ説明する際には、言葉を補足するなど工夫してまいります。

 

要望18

自分らしさを大切にするためには、こども達自身、学校関係者が、こどもの権利に習熟し、こどもが権利の主体として発信力を身に着ける必要がある。こども自身が、こどもの権利について理解し、権利を行使する主体であるとの感覚を持てるような、教育体制の構築を掲げていただきたく思う。

要望19

こどもたち自身が自ら本計画の基本理念やコンセプトの行動をするためには、国連の「こども権利条約」にある『自分のために、自分らしく生きるための、最低限を保障されている』権利など、この時期に権利や人権を学ぶことが必要であり、これが将来につながる生きる力だと考える。

【市の考え方】今後の参考意見

ご意見については、施策を進めていく上での参考とします。

 

要望20

「自分らしさ」という表現が随所に見られるが、抽象的であり、定義が読み取れない。

要望21

「自分らしさを大切にするこども」など、「自分らしさ」を打ち出しているが、自分らしさ、と声高に言うことで「自分らしさがない」と辛くなるこどもも出てくると思う。そもそも「自分らしさ」とは他者との関係や対話の中で常に揺れ動き、変動するものであるので、あたかも固定化された「自分らしさ」があるかのように明文化されてしまうと、結果的にこどもを苦しめてしまうと思う。策定委員会での議論も踏まえ「自分らしさを大切にするこども」ではなく「他者と違う自分であっても自己肯定感を持てるこども」というような言い回しに変えられないだろうか。

要望22

「自分らしさ」という表現がとてもわかりにくい。「自分らしさを大切にするこども」は「自分を大切にする」に、「他者と協働し、主体的に行動できるこども」は「みんなと協力しながら自分で考えて行動しよう」で良いのではないか。具体的に行動に落とし込める、短い文言にしてほしい。

質問18

【目指すこどもの姿】3点があげられているが、特に「自分らしさ」という言葉の定義が分からない。中学校の内申制度がある限り、本来の自分らしさは追及できないのではないか。浜松市の不登校児童約2,200人は、「自分らしさ」を追及した結果不登校になったとも言え、その状況についてどう考えるか。また、「他者と協働し、主体的に行動できるこども」「自己調整しながら、粘り強く取り組むこども」とあるが、これをしたいかどうかも自分らしさではないか?強制されたり、評価されるべきものではないと感じる。大人(特に教師)からの評価をあげるためにこどもたちが選択せざるを得ない環境を作ってしまうことに疑問を感じる。

【市の考え方】その他

「自分らしさ」は、「他者との関わりや自分自身を見つめることにより磨かれていくものと考えています。「自分らしさ」で苦しむこどもたちがいないよう、自他の「自分らしさ」を認め、互いに尊重しあいながら、誰もが活躍できる環境の実現を理念として取り組んでまいります。

 

要望23

こどもたちが本来の自分をありのままに表現できる場を作るのであれば、目指すこどもの姿という内容はもっと広い視野が必要だと思う。結局は大人の求めるこども像の押し付けになっていないか、今一度考えてみる必要があるのではないか。

【市の考え方】その他

目指すこどもの姿に関する意見として承ります。

 

要望24

目指す教職員の姿と本計画の政策・施策を照らし合わせると、教職員には新たな学びを求めながら、実際には昭和からの学校運営が残る計画であり、先輩の教職員の姿を若い教職員が学ぶことで目指す方針であり、アップデートできていないと受け取った。
教職員が率先して、SOSできる環境整備、本来の業務以外は外部機関との連携強化や第三者機関に相談などの取組を実践することで、教職員の経験から困った時、困ったと言えることや権利の授業などこどもたちの学びとなり基本理念に基づく学習になるのではないだろうか。教職員が昭和からの流れのままでは、目指すこどもの姿を設定しても、こどもたちには伝わらないと思う。

【市の考え方】その他

教職員は、求められる知識・技能が変わっていくことを意識して、継続的に新しい知識・技能を学び続けていくことが重要です。本市の、目指す教職員の姿の実現に向け、キャリア段階に応じて必要な資質能力をまとめた「教員育成指標」に基づいて研修等を実施してまいります。
教職員の外部機関との連携については、今後明確にしてまいります。

 

提案4

基本理念の「描く夢や未来の実現」を受けて、目指す教職員の姿に、「こどもの夢や未来を大切にする教職員」または「こどもの夢や未来をはぐくむ教職員」など、こどもの夢や未来に関わる内容を追加してはどうか。

【市の考え方】その他

夢や未来は、本計画全体の基本理念であり、その実現に向けたものとして目指す姿を設定しています。

 

要望25

『指導』という言葉を使ってしまうことで、教師側も生徒側も圧がかかってしまうと感じる。こどもの育ちを支援していくというスタンスでいくべきだと考える。

【市の考え方】その他

学校教育を取り巻く環境の変化への対応やICTの活用など、教員の指導力向上は重要であると考えています。一方で、ご意見の支援という観点も重要であると考えており、施策の推進において指導と支援の充実を図ってまいります。

 

要望26

志と希望、熱意を持った人材は一定数いるだろうが、待遇改善が不可欠である。全国の平均レベルではなく、大きく上回る給与、裁量、自己研鑽のための自由時間の確保を図るべき。現場の努力と精神論ではこの目標は達成できないと考える。

【市の考え方】その他

教員の処遇改善については、国においても議論が行われているところです。
今後の国の動向や他団体の対応等も踏まえ、本市で働く教職員についても適正な処遇が確保できるよう検討を進めてまいります。

 

要望27

「目指す教員の姿」も、「こどもの『自分らしさ』を受容し」ではなく、「ほかの「こどもが他のこどもと違っていてもありのままに受容し」という文言に変えるなど、踏み込んで表現してほしい。

【市の考え方】その他

ご意見の内容は、自分らしさに包含しているものとして、表記しています。

 

要望28

「こどもの自分らしさを受け止める教職員」とあるが、現状の体制のままでは先生が疲弊しないかと心配している。同時に、保護者の教育力を高めていく取組を希望する。(※家庭教育講座では難しいと思う)

【市の考え方】今後の参考意見

本計画では、教員の負担軽減(政策3)や家庭教育力の向上(政策5)に取り組んでまいります。ご意見については、施策を進めていく上での参考とします。

 

要望29

目指す教職員の姿を読むと、ハードルが高くて苦しくなると思う。もう少し表現が柔らかくなるとよいと思う。

【市の考え方】その他

目指す教職員の姿に関するご意見として承ります。

 

提案5

教員はチームとしてこどもたちに指導に当たることが大切と考えるが、教員側には協働という言葉がない。文言として出てこなければ捉え方を間違えかねないものである。

【市の考え方】その他

教員同士をはじめ、地域や外部人材、専門機関等との連携・協働は重要であると考えています。校長として必要な資質能力をまとめた「校長育成指標」において、チーム学校としての学校運営や地域・外部機関との連携・協働について示しています。

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