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更新日:2026年4月23日

校長会議講話(令和8年4月10日)

1.はじめに

この場所から140名の校長先生方の表情を拝見しますと、新年度のスタートに向けた熱い意気込みと、緊張感を感じます。特に新任の校長先生方にとっては、これまで経験したことのない重責をお感じになったのではないでしょうか。入学式を終えられ、ほっとされたことでしょう。

今年から、校長の特例任用制度がスタートとなりました。経験に裏打ちされた校長としての在り方や困難な事例への対処、学校経営の勘所などをぜひ後輩に継承していっていただきたいと思います。

2.「価値ある学校」の創造に向けて

子供たちの、教職員の、校長先生方の描く夢や未来の実現に向けて、学校の新たな1年がスタートしました。

言うまでもなく課題は山積みです。その一つに、「学校の働き方改革」があります。働き方改革の真の目的は、子供の成長のために、教職員が本来注力すべき業務に専念できる時間を確保することにあります。そして、その時間を確保するために様々な施策を考えて実行し、教職員の働きがいと働きやすさを創り出すことが、教育委員会の責務であると思っています。本年度、それを実現するための新たな計画「浜松市教職員に関する業務量管理・健康確保措置実施計画」を策定しました。

校長先生方には、ぜひこの計画に込めた思いを受け止め、我々と一緒に教職員がいきいきと働ける環境づくりに努めていただきたいと思います。それが、子供たち、教職員、保護者、地域にとって、「価値ある学校」の創造につながると信じています。

では、「価値ある学校」とはどのような学校なのでしょうか。それぞれの学校の価値の中身を決めるのは学校、浜松の教育は、「学校の主体性」を大切にする教育でありたいと思います。「学校の主体性」とは、「子供たちの主体性」であり、それを尊重したり引き出したりする「教職員の主体性」です。もちろん学校の最高責任者である「校長の主体性」が問われることは言うまでもありません。

浜松のすべての学校において、主体的、対話的に、教育活動が営まれ、子供も大人もその学校に属する、あるいは、かかわることで、成長して幸せになれる。皆さんが任された学校の「成長と幸せの形」はどのようなものなのか、子供たちや教職員とともに考えながら進む一年にしてください。

令和9年4月には「浜松市こどもの権利条例」が制定される予定です。子供は守られるだけの存在ではなく、権利の主体であり、子供のうちに自分の意見や思いを表明し、受け止められ、尊重される経験をすることや、それにより自分や他者を大切にする気持ちを育み、主体的に社会形成に参画する力を身に付けることが大切だと思います。

子供たちが権利の意味を理解し、正しい行使の仕方を知っている大人になるために必要な条例だと思っています。まず、校長先生方がこの条例に関心を寄せ、自校で子供たちの権利が尊重される学校風土を醸成していってください。

3.令和8年度の取組について

(1)第4次浜松市教育総合計画について

今年度は、第4次浜松市教育総合計画の2年目となります。混迷の中にあるといわれる教育界にあっても、浜松の教育は、第4次教育総合計画を羅針盤に、校長先生方と委員会との信頼関係をより強固なものとし、目指す目的地に向かって荒波を超えていく、そんな姿勢を子供たちや保護者、地域に見せたいと考えます。

今年度も、第4次の3つのコンセプト「主体性」「多様性・包摂性」「信頼・協働」を念頭においた学校経営にご尽力ください。

 

(2)今年度の最重要課題について

指導課で担っているいじめ対応については、各学校が本当に努力をしてくださり、その成果も徐々に見えつつあります。今年度は、未然防止に重点を置いた対応にシフトしていきます。そして、未然防止のためにやるべきことは、いじめを生まない「親和的な学校風土の醸成」です。

そして、本年度から、教育支援課が担当していた不登校支援業務を、指導課で担当することといたしました。

令和6年度の不登校の児童生徒数は2,741人、令和7年度はさらに増加することが見込まれます。不登校の要因は様々ですが、子供同士や教師との人間関係が原因で起きる不登校は、未然に防ぐことが可能なはずです。

事後対応ではなく、最も注力すべきは不登校を生まない学校作りである、と強く思います。そこで、不登校対応を指導課が主となって担当することで、教育支援課との連携をさらに強化しつつ、いじめ対策と同様に、未然防止のための「親和的な学校風土の醸成」に一層力を入れていきます。同時にSSWの知見と経験を生かした早期介入・対応によって深刻化を防いでいきたいと考えます。「親和的な学校風土」をどう醸成していくか、学校の主体性の発揮を期待しています。

4.不祥事根絶に向けて

私は、教育長として、本市の教職員の皆さんは、子供の成長を喜びとし、また、学校教育の発展のために懸命になって仕事をし、市民からの信頼を得ていると思っています。今回の不祥事は、その信頼を裏切ることになり、誠に残念でなりません。

危機管理意識を常に持ち、不祥事をどうすればくい止めることができるのか、学校を管理・監督する立場にある校長先生方は、自分事として真剣に向き合い、倫理研修では、「必要なことを伝えた」ではなく、「一人一人に伝わった」と言えるところまでやりきってください。そして、答えは見つかりませんが、不祥事根絶のための職場環境や組織の在り方を教職員みんなで考え続けましょう。

 

5.終わりに

教育長2年目の私自身は、今年度も「楽観は意志」の精神で変化を怖れず、未来に向かって夢を語り、学校に寄り添い、職務・職責を全うする決意でおります。校長先生方におかれては、自校の教職員の健康管理を担うためにも、健康を第一に、笑顔でいなければなりません。

結びに、今年度の各校における充実した教育活動と校長先生方のご健康とご活躍を祈念し、講話といたします。

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