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更新日:2026年3月18日
今年は、午年(うまどし)、60年に一度の丙午(ひのえうま)です。その昔、江戸時代には、丙午生まれの女性は気性が激しく、夫の寿命を縮める、などと言われ、前回1966年の丙午の年は、出生数が前年より25%も減少したと言われます。しかし、本来の意味では「強運」「発展」「情熱」を象徴する極めて前向きな側面があります。「ひのえ 丙」の漢字には「太陽のように大きく広がる火」「明るく活発」という意味があり、「午」には駆け抜ける馬から連想される「行動力」「勢いや力強さ」などの意味があるそうです。
総じて、丙午の年は「炎のような情熱や勢いのある年、これまでの古い殻を破り、新しい芽が成長し物事が良い方向に動く年」なのだそうです。
浜松市のすべての学校にとって、新たなステージに飛躍する年となるよう、期待しております。
昨年は、第4次浜松市教育総合計画の下、多くの施策が具体的な形となって動き始めました。
学校では、基本理念やコンセプトがかなり浸透し、目指すこどもの姿や目指す教職員の姿についても、理解が深まっていると感じました。多くの学校を訪問して子供たちや教職員の姿を見たり、校長や教頭先生方と話をしたりして、実感したところです。「自分らしさ」を輝かせて成長する子供、その子供の「自分らしさ」とは何かを考え、認め、伴走する先生方がいきいきと働く学校、これが浜松の目指す学校の姿です。各学校ではこの姿に向かって、誠実に、全教職員で知恵を絞り、特色を生かした様々な教育活動を展開してくださっています。
そして、教育委員会事務局には、その学校を応援し支えるという重要な使命があります。事務局が懸命に取り組むことで、学校はより輝きます。今年も、各課がお互いの仕事を理解し合い、支え合い、学校を輝かせる教育委員会事務局であり続けます。
事務局として、今年新たに取り組む大きな施策を3つ申し上げます。
1つ目は、教職員の「業務量管理・健康確保措置に関する計画」についてです。
昨年9月に文部科学省から働き方改革に関する指針が示され、新たな業務3分類も示されました。これを受け、教育委員会では指針に即した「業務量管理・健康確保措置実施計画」を策定しています。
私は議会で「教職員の皆さんがいきいきと働くことができる環境をつくることが『価値ある学校』の創造につながる」と答弁しました。働きがいを感じない仕事を少しでも軽くすることで、皆さんの心身の健康を守り、本来情熱を傾けるべき仕事に専念できる環境を作りたいと心から思います。12月には「働き方改革」をテーマに総合教育会議を行いました。教職員の負担軽減による働きがいの創出、そのために何をしたらよいか、なるべく多くの具体策を出すことで、そのうちの一つでも実現させたいという強いで臨みました。
「業務量管理・健康確保措置実施計画」策定や今後の実効性ある取組みにあたっては、教育委員会が一体となって取り組むべきであり、各課の連携が一層必要となります。各課の仕事はすべて、浜松の子供たち、教職員のためにあるという最上位の目的を見失うことなく進めてまいります。
2つ目は、休日の部活動の地域展開です。
令和7年10月にガイドライン(案)の公表後、学校や保護者宛の周知、市民向け説明会、各地域分科会、関係団体等への説明を実施してきました。1月16日の地域クラブ活動協議会にてガイドラインの修正について協議し、3月にはガイドラインの完成版を策定、4月中旬から認定クラブの申請がはじまります。そして、令和8年8月末で休日の部活動は原則終了し、9月からは「はまクル認定クラブ」が活動を開始します。
数十年にわたって続いてきた、浜松市の中学校部活動の体制が大きく変わります。変化に伴う不安や混乱もあることでしょう。しかし、周辺の市町の取組みも変わる中、浜松市だけがこれまで通りの部活動を続けていくことは難しい状況であることは、ご理解いただいていることと思います。ぜひ、各学校において目の前の子供たちにとって最良の方法を模索し、地域とともに、子供たちのための文化・スポーツ環境を作り出すことができるようご協力をお願いします。
地域展開にあたっては、学校・地域連携課と指導課を中心に、教職員の営利企業従事(教職員課)、施設や備品の利用(教育施設課、教育総務課)、安全管理(健康安全課)、支援が必要な生徒へのサポート(教育支援課)など、教育委員会各課が連携して取り組んでいきます。
3つ目は、学校給食についてです。
本市の課題として昨年まで検討を進めてきた、栄養摂取量と食材費コストの在り方に対して、基本的な考え方や、具体的な改善方法を決定していきます。
国が示す「小学校給食費無償化」の方針を踏まえ、保護者負担を求めるのか否か、求めるとしたら金額はどうするのか、など、大変大きな変革の年となります。十分な検討を行い、結論を出していきます。
以上、主なもの3つについて述べましたが、もちろんほかにも重要な施策が数多くあります。
人手不足を補うための人員配置や採用の在り方、いじめや問題行動への丁寧な対応、不登校対策の一つとして部内で話合いをしている学びの多様化学校設置に向けた準備、多様な特性を持った児童生徒、外国人児童生徒への対応、5歳児健診の結果の小学校へのつなぎ方、計画に則った学校施設の改築・改修、学校プールの老朽化に伴う民営プールや公営プールの利用、新しい学習指導要領に対応する教育課程や教職員の資質向上のための研修の在り方など、各課における施策を積極的に進めてまいります。
人も予算も有限です。前例にとらわれていてはできないこともたくさんあります。世の中の仕組みが変わり続ける中、先行きが不透明で不安になることもあります。そんな時は、ある企業のスローガン「創造で想像を超える」を胸に、できる理由を探してまいります。
結びに、本年が、浜松の教育界にとって明るく希望に満ちた、実りの多い年となることを心からご祈念申し上げ、年頭のあいさつといたします。
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