緊急情報

サイト内を検索

ここから本文です。

更新日:2025年2月17日

15 儲かる林業への進化

(意見数13件)

要望32

(3)主な取り組みの2点目「カーボンクレジット」とはどういう意味か。具体的なイメージがわかるような形での記載をお願いしたい。

【市の考え方】案の修正

いただいたご意見により、以下のとおり修正します。

《修正内容》

P41 15「儲かる林業への進化」(3)主な取り組みの2点目

(2点目修正前)

「○森林の新たな価値を生み出すため、FSC森林認証をいかしたカーボンクレジット※4の登録・発行に取り組みます。」

(2点目修正後)

「○森林の新たな価値を生み出すため、FSC森林認証をいかした森林由来のカーボンクレジット※4の登録・発行に取り組みます。」

(用語解説修正前)

「※4 カーボンクレジット:省エネ設備の導入や森林の管理等で創出される温室効果ガスの吸収・削減量を他の企業等との間で取引できる制度。」

(用語解説修正後)

「※4 森林由来のカーボンクレジット:間伐・植林等、適切な森林の管理等で創出される温室効果ガスの吸収量を他の企業等との間で取引できる制度(右図参照)。」及びイメージ図を追加。

 

提案19

(3)主な取り組みの4点目について、「林道情報のデータ化推進」という言葉があるが、林道の「整備」という文言がない。明確に記載してはどうか?

【市の考え方】案の修正

いただいたご意見により、以下のとおり修正します。

《修正内容》

P41 15「儲かる林業への進化」(3)主な取り組みの4点目

(修正前)

「○FSC森林認証に基づく適切な森林の維持・管理に加え、林道情報のデータ化推進や効果的なパトロール実施等により、災害に強い森林づくりを推進します。」

(修正後)

「○FSC森林認証に基づく適切な森林の維持・管理に加え、地形・地質等を考慮した林道網の整備や林道情報のデータ化推進、効果的なパトロール実施等により、災害に強い森林づくりを推進します。」

 

質問18

中山間地域にあるFSC認証を受けた木材を切り出す手段はどのようにしているのか。

【市の考え方】その他

木材を切り出す手段としては、次の2種類の方法で木材搬出を行い、地形等に応じて効率的に実施するとともに、FSC基準に基づいて環境に配慮した取り組みを進めています。

1 路網集材/作業道等を開設して搬出

2 架線集材/空中にワイヤーロープを張って搬出

 

質問19

(1)現状と課題の中に、「担い手不足に陥っており、担い手の確保は重要な課題です。」とあるが、どのような対策を考えているのか。

【市の考え方】その他

対策として、次の事業を行い、担い手(林業従事者)の確保・育成に努めています。

・新規就業者支援事業/採用から3年未満の給料等への支援

・新規就業者技術力向上事業/技術力向上に関する研修会等の開催費用の支援

・担い手確保・育成活動事業/担い手確保につながるインターンシップや現地見学会等の開催費用の支援

・林業従事者安全装備品等支援事業/安全装備品(防護ズボン、安全靴等)購入に対する支援

 

要望33

(3)主な取り組みについて、一般材との差別化を図りFSC認証材を強力に売り込むべきである。

また、森林環境譲与税を有効に活用し、後継人材の育成、林業従事者への支援をすべきである。

【市の考え方】盛り込み済

現在、天竜材(FSC認証材)に特化させ、住宅及び非住宅に活用する際の助成事業を実施するとともに、地産外商を目的とした都市部でのイベント参加等を行い、天竜材(FSC認証材)の販路拡大を進めています。

また、安全装備品の購入や新規就業者の雇用に係る支援制度を設け、森林環境譲与税を活用し、林業従事者の確保・育成に努めています。

 

提案20

戦後の拡大造林により伐期齢に達した山がたくさん見られるため、森林環境譲与税を使い、山主に伐価に合った補助金を出し、年間2~3か所くらい皆伐する事業を提案したい。

【市の考え方】今後の参考

現在、林業の成長産業化や林齢の平準化を目的に、主伐※後の再造林等の作業や主伐で生産された木材(丸太)の搬出作業を支援する「浜松型林齢平準化促進事業」は、森林環境譲与税を活用し実施しています。

皆伐は、森林所有者が木材価格や皆伐後の植栽・育林費用等を踏まえて、実施されています。いただいたご意見は今後の参考とさせていただきます。

※ 森林の樹木を収穫するための伐採かつ森林の更新を伴う伐採のことであり、全てを伐採する「皆伐」と部分的に伐採する「択伐」がある。

 

要望34

FSC認証天竜材使用住宅の取り組み強化が不可欠であると思うがいかがか。

【市の考え方】盛り込み済

現在、天竜材(FSC認証材)を一定量以上使用する木造住宅の建築主への支援事業(天竜材の家百年住居る(すまいる)事業)を実施しています。

 

質問20

木を切るにも費用が掛かり、林業従事者も少ない。林業の現状はどのようになっているのか。

【市の考え方】その他

林業は、SDGsや脱炭素化への意識の高まりから追い風が吹いているものの、ウッドショック後の木材価格の低迷や林業従事者の減少・高齢化等、課題も多い現状です。

本市では、国際認証制度であるFSC森林認証を効果的に活用し、「“育てる林業”から“売る林業”への進化」を目指した取り組みを進めています。

 

質問21

個人持ちの山から木を切って売ろうとしても林道がないため、ほったらかしになってしまう。個人持ちの山の管理をしたり、木材を販売したりしないと、ますます山が荒れてしまうのではないか。個人持ちの山について、どのように考えているのか。

【市の考え方】その他

本市の森林は、約8割が「私有林(個人持ちの山)」であることが特徴です。本市では、森林の持つ多面的機能の維持・増進のため、私有林を含めた森林の適切な整備が重要だと考えています。そのため、私有林を中心に国際認証制度であるFSC森林認証を取得しており、持続可能な森林経営・管理を進めています。

また、現在、私有林の整備を促進するため、森林整備(植栽・間伐・作業道開設等)に対する補助事業を実施しています。

 

質問22

天竜美林は、高齢の林業従事者が機械化を進めて管理をしている。浜松市は、森林管理の機械化に対してどのように考えているのか。

【市の考え方】その他

森林管理や木材生産を行う上での機械化は、生産性の向上やコストの削減、省力化等の面から非常に重要だと考えています。

本市では、高性能林業機械の導入支援等を行い、林業の機械化を推進しています。

 

要望35

「儲かる」がキーワードだと考えられる。儲かることで、人材育成や木材のブランド化などに関する課題が解決されるのではないか。具体的な施策の展開をお願いしたい。

【市の考え方】今後の参考

本市では、「浜松市森林・林業ビジョン」の戦略に「“育てる林業”から“売る林業”への進化」を掲げ、「儲かる林業」を目指しています。

これに基づき、FSC森林認証の取得による、天竜材のブランド化(環境的な付加価値創出)を進めるとともに、林業従事者の労働環境の向上等に努めています。

また、FSC認証林でのカーボンクレジット創出を実現することで、森林の価値最大化を目指しています。

いただいたご意見は今後の参考とさせていただきます。

 

要望36

写真について、優良材の伐採風景で明るく活力のある風景が望ましいと思うがいかがか。

【市の考え方】今後の参考

現在の写真は、天竜美林で自伐林家※が伐倒方向を検討している作業風景であり、こちらも美しい人工林とそこで活躍する林業家を写した素材であると考えています。

いただいたご意見は今後の参考とさせていただきます。

※ 所有する山林で、伐採から搬出、出荷までを自力で行う林業家。

 

要望37

働き方改革が進む中で、農業や林業などの第1次産業だけが改革が進んでいない。働き方改革を加味した施策の展開をお願いしたい。

【市の考え方】今後の参考

高齢化などを理由に担い手が減少する中、スマート農業及びスマート林業の推進などにより、作業の省力化・効率化を図ることで、第1次産業の労働環境を整えてまいります。各分野の具体的な施策については、浜松市総合計画の中で実施計画を毎年定めて取り組んでまいります。

このページのよくある質問

よくある質問の一覧を見る

お問い合わせ

浜松市役所市民部中山間地域振興課

〒431-3392 浜松市天竜区二俣町二俣481

電話番号:053-922-0200

ファクス番号:053-922-0049

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?