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更新日:2022年8月26日
結核は、「セキ、タン、だるさ、微熱」などカゼに似た症状で始まります。でも、セキが長引くようでしたら無理をしないで、早めにお医者さんに診てもらいましょう。早期発見早期治療が一番です。
早期発見のため、必ず年1回は職場や市の健診の機会を利用し、結核健康診断を進んで受けるようにしましょう。特に65歳以上の方は、体力の低下により、結核を発病しやすくなることから、感染症法に基づき年1回無料で結核検診を受けることができます。
結核は、たんの中に結核菌がでるようになった重症患者がセキやくしゃみをしたときに、飛んだしぶき(飛沫)の中の結核菌を周囲の人が吸い込むことで感染していくのです。だから、誰が感染しても決しておかしくない病気なのです。
でも、結核になっても、たんの中に菌がでていなければ他の人にうつす恐れはないのです。
結核菌を吸い込んでも、鼻やのど、気管支で菌が止まれば感染しません。感染は菌が肺にたどり着き、そこで増殖を始めることにより起こります。
ところが、感染したとしても発病するのは10人のうち1人か2人程度。通常は、免疫の働きで菌の増殖が抑えられ、発病しません。でも注意!菌は死んでいるのではなく、眠っているだけなのです。ですから、免疫力が下がると発病の危険があるのです。
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