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更新日:2024年4月2日
浜松市の山間部では、シイタケが生産されています。
シイタケ栽培には、原木栽培とおが粉など固めたものを使う菌床栽培があります。原木栽培には、露地栽培とハウス栽培があります。写真は、露地栽培のほだ場です。
シイタケは、傘の開き具合で冬茹(どんこ)と香信(こうしん)に分けられます。
シイタケは、発生する時期により春子(はるこ)、藤子(ふじこ)、秋子(あきこ)、寒子(かんこ)とも呼んでいます。春子は、2月から4月頃に採れるものです。良い香りがします。藤子は、藤の花が咲くころに採れるものです。秋子は、秋に採れるものです。虫が付き難く、乾シイタケに向いています。寒子は、1月頃に採れるものです。寒い時期にゆっくり育つので、美味しさが濃縮されています。
更に、発生したときの天候により雨子(あまこ)、日和子(ひよりこ)にも分けられます。雨子は、雨にあたって水分を多く含んだものです。日和子は、晴天が続き水分が少ない環境で発生したものです。肉質がしっかりしています。写真は、香茹、春子、日和子の生シイタケです。
乾シイタケには、ビタミンDがたくさん含まれています。シイタケに含まれるエルゴステロールが、日光にあたるとビタミンDに変わるそうです。ビタミンDにはカルシウムの代謝を助ける働きがあるので、丈夫な骨を維持するためにも乾シイタケは効果があるようです。
傘の部分が白く割れている乾しいたけは、「花どんこ(冬茹)」と呼ばれています。更に、天日で乾かしたものは「天白花どんこ」と呼ばれています。たかがシイタケ、されどシイタケ。ここまでくると芸術品です。
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