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更新日:2018年3月13日

天竜美林 豆知識/彩り豊かな森林

彩り豊かな森林

浜松市の森林はスギやヒノキの人工林が多いですが、季節ごとにいろいろな表情を見せてくれます。

サクラ

サクラ

山間の集落に、サクラの大木が光を受け輝いていました。桜並木もきれいですが、緑の人工林の中にある一本のサクラの大木も見応えがあります。

トチノキ

トチノキ

青崩峠の近くで、針葉樹の林内に光を求めて伸びるトチノキを見つけました。
トチの実は、縄文のころから食べられてきました。山村の各家庭には、栃餅や栃団子の作り方が伝承されています。ただし、トチの実は大変アクが強いので、晒したり、乾燥したりする手間がかかります。更にそれを粉にして、ようやく餅や団子になります。
トチノキの葉は、5~7枚の葉(大きいが小葉と言う)が集まった手のひら状です(掌状複葉)。葉は枝の同じところから2枚づつついています(対生)が、この写真では観察し難いです。葉が似たものにコシアブラがありますが、こちらは互い違いについています(互生)。小さい葉は、卵を倒したような形をしています(倒卵形)。

シブカワツツジ

シブカワツツジ

植物の遷移(せんい)では、アカマツなどの陽性樹からシイやカシなどの陰性樹に移り、極相林と呼ばれる森林を形成します。しかし、土壌の条件などによっては、ある段階で遷移が止まり、それが極相林になる場合があります。
浜松市北区引佐町渋川は、蛇紋岩地帯で、土壌ができ難いところです。土地が痩せ、乾燥しているため、アカマツの中に、シブカワツツジ、マンサクなどが自生しています。
開花は5月中旬からです。葉は同じところから三枚出ています(輪生)。ミツバツツジの仲間ですが、ミツバツツジとは花の咲く時期が異なります。

県立森林公園のアカマツ林

県立森林公園のアカマツ林

県立森林公園のアカマツ林です。松くい虫による松枯れが広がったため、各地にあったアカマツ林は存続の岐路に立っています。このアカマツ林は森林公園内にあるため、松くい虫の防除が行われ、守られています。

アカマツは、明るいところに先駆的に成立する樹種です。アカマツは陽性樹であるので、そのままではシイやカシなどの常緑広葉樹に遷移します。このようなアカマツ林が残っているのは、人が森林と関わり、遷移を止めている結果です。

金原明善

金原明善の人工林

浜松市天竜区龍山町の段々茶園から対岸を望みました。
秋葉ダムのダム湖の向こうに、人工林が一面に広がっています。浜松市天竜区龍山町は、金原明善による人工造林が始まったところです。その影響もあって、この付近の人工林率は90%を超えています。

紅葉

紅葉

浜松市には、浜松市天竜区龍山町の白倉峡や、浜松市天竜区春野町の明神峡などの紅葉の名所があります。

山住スギ

山住スギ

浜松市天竜区水窪町の山中に、山住神社はあります。山住神社の境内に、2本のスギが並んでそびえています(写真は社殿側のスギです)。このスギは、奈良時代に御神木として植えられたもので、樹齢はおよそ1250年と言われています。
その後、江戸時になると幕府御用材の乱伐が著しくなり、それを憂えた23代当主で宮司の山住大膳亮茂辰(やまずみだいぜんのすけしげたつ)は、元禄9年(1696)に伊勢からスギ、ヒノキの苗木を運び、延べ36万本の植林を行いました。
植林されたスギやヒノキは、明治になってから伐採され、東京の木材市場で高い評価を受けたそうです。

 

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