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更新日:2023年7月20日
浜松市を象徴する言葉として「やらまいか」という方言があります。これは「やってみよう」「やってやろうじゃないか」を意味し、新しいことに果敢にチャレンジする精神を表します。これを合い言葉に、音楽や自動車産業、光・電子産業など、世界を代表する企業を輩出してきました。農林水産業でも、荒れ果てた三方原台地を開拓し農業の近代化を図るなど、先人たちのたゆまぬ努力の上に今日の発展が見られます。過去から続く「やらまいか」の精神を受け継ぎ、新しい産業や文化の発展を目指します。
戦後、未開だった三方原台地を開墾し、じゃがいもや麦などをはじめ、落花生や大根の栽培、畜産、くだものや花きといった園芸栽培などが行われました。1967年には三方原用水路が通水し、先進農業地帯に生まれ変わりました。
浜名湖や遠州灘を中心とした小型漁船によるイワシやかつお、エビなどの漁業、湖内では牡蠣や海苔の養殖が古くから行われていました。特に明治中頃(1890年代)に始まったうなぎやスッポンの養殖は全国的にも知られています。
日本三大美林に数えられる天竜の森は、江戸時代中頃(1700年代)から本格的な植林が始まりました。天竜川を使い河口に木材を運び、遠く江戸へ運ばれました。明治時代中期(1890年代)には水害対策として、金原明善翁による植林事業が行われ、スギ、ヒノキの人工林を主体とした林業が確立されました。
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