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更新日:2025年3月12日
主な生産地区:
シャキッとした歯ごたえで、静岡県を代表する洋野菜、セルリー。浜松市は長野県と並ぶ、二大産地です。生産時期も冬場は浜松産、夏場は長野産と二分されます。
日本トップクラスの生産量を誇る浜松のパセリは、出荷先である関東や関西の市場でその品質が高く評価されています。料理の彩りに使われることの多い野菜ですが、ビタミンや鉄分など多くの栄養素を含んでいます。
浜松のたまねぎは、温暖な気候と砂地の特性を活かして、大正時代に篠原地区で産地化されました。今では日本一早く出荷する「新たまねぎ」の産地として有名で、東京などでも高い評価を受けています。産地では出荷の時期別に「白たまねぎ」「黄たまねぎ」「赤たまねぎ」が栽培されています。
浜松市のトマト栽培は冬場にメロン温室を利用して栽培したのをきっかけに、1940年代後半から盛んになりました。現在では、身がよく締って完熟出荷できる品種「桃太郎」を中心にビニールハウス栽培されています。
北遠地区や引佐地区などの山間地で行う原木栽培が主流となっています。山間の豊かな自然環境のもと、手間暇かけた栽培により、香り高く肉厚で旨味をもつしいたけが育まれています。
てん茶は抹茶の原料で、粉にする前の茶葉のことです。茶木を一定期間覆い、光を遮断して育てることでうまみが増し、濃い緑色の茶葉になります。天竜地区は新しいてん茶産地としての発展を目指しています。
目の機能を高める成分「アントシアニン」を多く含む果実です。山間地域やハウスみかんの転作物として栽培されています。採れたての果実は生食用にするほか、ジャムなどに加工して出荷されます。
シラスとは、マイワシとカタクチイワシの稚魚のことです。遠州灘で盛んに漁が行われ、全国トップクラスの漁獲量を誇っています。舞阪漁港で水揚げされたシラスは、そのほとんどがシラス干しなどに加工されます。
遠州灘では春は「もちがつお」秋は「戻りがつお」が穫れます。舞阪漁港で水揚げされる「もちがつお」とは特別な種類ではなく、特に新鮮な真がつおのことで、お餅のようにモチモチとした柔らかい食感が特徴です。