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更新日:2023年2月27日
浜松市では浜松市水産振興事業費補助金交付要綱により、漁業協同組合の資源管理・保護活動に対して、支援しています。
浜松市の水産業の総合的な振興を図るため、漁業協同組合(水産業協同組合法(昭和23年法律242号)第2条の規定に基づき設立された組合をいう。)が行う資源管理・保護対策事業及び施設整備事業並びに水産物ブランドの確保について、予算の範囲において補助金を交付する。
トラフグ・アサリ・マダイ・クルマエビ・ノコギリガザミ等の本市特産海産物の放流・資源管理・保護対策事業
補助の額は経費の3分の1以内とする。
水産業資源保護対策事業
トラフグ稚魚の放流事業 |
稚魚の直接放流25,000尾 (浜名湖シンボルタワー前) 稚魚の直接放流15,000尾 (三重県有滝) |
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アサリの移植・資源保護対策事業 |
あさり移植6回11,000kg、ツメタガイ駆除3回(平成17年開始) |
マダイ稚魚の放流事業 |
稚魚の放流10,000尾 |
クルマエビ種苗の中間育成・放流事業 |
600万尾放流 |
ノコギリガザミ種苗の中間育成・放流事業 |
7万尾放流 |
放流尾数は生産の状況によってばらつきがあります。
この他にも漁業者の皆さんは、以下のようにいろいろな魚種で漁獲の規制をして資源管理・保護を進めています。
魚種 |
規制 |
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マダイ |
17cm・100g以下は放流 |
トラフグ |
700g以下は放流 |
天然ウナギ |
100g未満は放流 |
ヒラメ |
30cm以下は放流 |
クルマエビ |
9cm以下は放流 |
ガザミ |
甲羅12.5cm以下は放流、抱卵ガザミは放流 |
アサリについては、厳しく漁獲量の調整をしています。また、ふるいにかける網の目を大きくして小さな貝は出荷しないよう決めて将来にわたって持続可能な採貝漁業に取り組んでいます。
内水面は海と違い資源が乏しく、乱獲によって資源が枯渇する恐れがあります。そこで、内水面漁業協同組合は河川や湖沼に稚魚を放流したり、魚の産卵場を造ったりして水産資源の維持増大に努めています。なお、各漁協には、県の内水面漁場管理委員会が決定した目標増殖量以上の増殖が義務付けられています。そのほか、天竜川漁業協同組合では、より天竜川に合ったアユを放流するために人工ふ化飼育を行っています。
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