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更新日：2024年3月25日
はままつ友愛の高齢者プラン（2021-2023）
はじめに
世界でも類を見ないスピードで高齢化が急速に進んでいる我が国においては、団塊の世代が75歳となる2025年や団塊ジュニアが65歳となる2040年を見据えて、高齢者施策や介護保険制度を総合的に推進することが必要です。
多くの高齢者は、支援や介護が必要な状態となっても、できる限り住み慣れた地域で、自立した生活を続けたいと願っています。この願いに応えるため、今回、2021～2023年度を計画期間として策定した「はままつ友愛の高齢者プラン」では「地域で共に支え合い 安心していきいきと暮らすことのできるまち 浜松」を基本理念としました。
サブタイトルを「地域包括ケアシステムのさらなる深化・推進」とし、地域の包括的な支援・サービス提供体制である「地域包括ケアシステム」の5つの要素「予防」「介護」「医療」「生活支援」「住まい」を一体的に提供できるよう施策を展開いたします。誰もが健康で明るく、生きがいを持って現役で活躍できる都市を目指し、2019年2月に共同宣言した「70歳現役都市・浜松」を具現化するため、就労支援を推進するとともに、健康寿命延伸のため、ロコモーショントレーニングの普及拡大、健康づくりや介護予防の知識の普及啓発を図ってまいります。
さらに、多機関多職種が連携して支援する地域包括支援センターの体制強化、生活支援体制づくり協議体による地域課題の可視化及び地域内での共有により、地域共生社会の実現を目指してまいります。また、人生100年時代を見据え、「予防・健幸都市 浜松」実現のため、官民連携による浜松ウエルネスプロジェクトとして、デジタル技術やデータなどを活用した効果的な疾病・介護予防や健康づくりを推進します。
結びに、このプランの策定にあたり、パブリック・コメントで貴重なご意見をいただいた市民の皆さま、浜松市社会福祉審議会高齢者福祉専門分科会及び浜松市介護保険運営協議会にご尽力いただいた委員各位に心から感謝申し上げますとともに、市民並びに関係者の皆さまにおかれましては、今後とも保健福祉行政の推進になお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和3年3月
