緊急情報
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更新日:2024年3月25日
医療や社会保障の整備等、生活環境の充実に伴う平均寿命の延伸により、毎年300人を越える浜松市民が100歳を迎えられる「人生100年時代」がスタートしています。
令和2(2020)年28.2%であった浜松市の高齢化率は、令和32(2050)年には37.8%に達すると見込んでおり、これまでにも増して、長寿社会を支える社会基盤の強化を求められる時代となってまいります。
本計画では、支援を必要とする高齢者が増加していく背景を踏まえ、計画的に準備を進めるため、前計画に引き続き「地域でともに支え合い安心していきいきと暮らすことのできるまち 浜松」を、基本理念に掲げました。
また、基本理念の実現に向け、サブタイトルを「地域包括ケアシステムのさらなる深化・推進」とし、3つの基本目標「地域でともに支え合い」「いきいきと健やかに」「安心して最期まで暮らす」を達成するため、5つの構成要素である「生活支援」「住まい」「予防」「医療」「介護」を一体的に提供できる施策を展開いたします。
さらに、高齢分野・障がい分野・子ども分野・生活困窮分野の連携促進を図ることが重要なため、「属性を問わない相談支援」「参加支援」「地域づくりに向けた支援」を一体的に実施する新たな事業として、令和6(2024)年度から「重層的支援体制整備事業」を開始し、包括的な支援体制を整備してまいります。
結びに、このプラン策定にあたり、パブリック・コメントで貴重なご意見をいただいた 市民の皆さま、浜松市社会福祉審議会高齢者福祉専門分科会及び浜松市介護保険運営協議会にご尽力いただいた委員各位に心から感謝いたします。
市民並びに関係者の皆様におかれましては、今後とも保健福祉行政の推進に、なお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和6年3月