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更新日:2023年12月13日
富士見櫓は、江戸時代に描かれた浜松城の絵図や明治時代初めの浜松城払下げ時の資料に記録が残る本丸北側の櫓台上に建てられた櫓である。
2008・2009年(平成20・21年)の発掘調査では、櫓(北面)の3つの礎石が見つかり、その北側には玉石が敷かれていたことが明らかになった。
富士見櫓は、京間(1.97メートル)を用いた御殿風の建物とみられ、名称のとおり、富士山への眺望を意識して建てられたと考えられる。
富士見櫓の建築時期は明らかではないが、桔梗紋の家紋瓦が多く出土しており、太田氏が城主だった17世紀後半には既に存在していたとみられる。
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